特許
J-GLOBAL ID:200903036530707962

帯電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208639
公開番号(公開出願番号):特開平10-239946
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 半導電性フィルムからなる円筒状の帯電電極を電荷受容体と接触させて支持する帯電装置において、給電部から放電領域までの距離が変化することによる抵抗値の変動を防止し、均一かつ安定した帯電電位を得る。更に環境の変化による帯電電位の変動を防止する。【解決手段】 電荷受容体1と間隔をおいて保持され、帯電電極2を電荷受容体1に接触させるように支持する絶縁性の電極支持部材3を配設する。帯電電極2の外側には、先端縁が曲面となるように成形された給電電極5を該帯電電極2と当接させて支持する。給電電極5から帯電電極2に電圧が印加されると、帯電電極は静電気力によって電荷受容体側に引き寄せられ、電荷受容体1と従動して回転する。このとき、給電電極5と帯電電極2との接触部から放電領域までの距離が一定に保たれ、抵抗の変動が抑制される。また、温湿度の変化に応じて給電電極が帯電電極の周方向に移動するようにしてもよい。
請求項(抜粋):
可撓性を有する半導電性のフイルム状部材をほぼ円筒状に形成した帯電電極と、前記円筒状の帯電電極の内側で、被帯電体と間隔をおいて保持され、前記帯電電極の周面を前記被帯電体に接触させて、移動する該被帯電体と前記帯電電極との間に作用する静電気力によって帯電電極が周回移動するように支持する絶縁性の電極支持部材と、前記帯電電極の外側からその幅方向にほぼ均等に圧接され、該帯電電極を前記電極支持部材との間に挟むように支持される給電電極と、この給電電極を介して、前記帯電電極に帯電用の電位を付与する電源とを有することを特徴とする帯電装置。

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