特許
J-GLOBAL ID:200903036538067644

ステップモータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-078925
公開番号(公開出願番号):特開平9-275700
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 ステップモータの制御系を制御部と駆動部とに分離してその間を制御データ伝送用の一本の通信線にて接続したステップモータの制御装置において、駆動部側で制御データの伝送系の異常を確実に判定できるようにする。【解決手段】 EGRバルブの開度をステップモータにて制御するエンジン制御システムにおいて、エンジン制御ECUとステップモータ駆動回路との間を一本の通信線にて接続し、ECUから駆動回路に対して、ステップモータを開弁又は閉弁方向に駆動するときだけでなく、その回転を停止(保持)させる際にも、その駆動方法を表す制御データを送信する。また制御データの送信は、ステップモータのパルスレートに対応した一定周期で繰返し行なう。この結果、通信線の断線等、制御データの伝送系に異常が発生した場合に、駆動回路側でその旨を速やかに検出して、モータの通電を遮断でき、安全性を向上できる。
請求項(抜粋):
ステップモータを駆動するための制御データを生成する制御部と、該制御部とは別体で構成され、該制御部にて生成された制御データに応じてステップモータへ通電する駆動部と、前記制御部にて生成された制御データを前記駆動部に伝送する一本の通信線と、を備えたステップモータの制御装置において、前記制御部は、少なくともステップモータを正転,逆転又は停止させるための制御データを、一定の送信周期で繰返し生成して前記通信線に送出する送信手段を備え、前記駆動部は、前記通信線を介して受信した制御データに応じて、ステップモータの各相へ通電して、ステップモータを正転,逆転又は停止させる通電制御手段と、前記通信線を介して前記制御データが前記送信周期よりも長い所定時間以上入力されない場合に、該制御データの伝送系の異常と判定して、ステップモータ各相への通電を全て遮断する通電遮断手段と、を備えたことを特徴とするステップモータの制御装置。
IPC (2件):
H02P 8/20 ,  H02P 8/00
FI (2件):
H02P 8/00 J ,  H02P 8/00 Q

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