特許
J-GLOBAL ID:200903036540248150

仕口金物による柱梁接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-305746
公開番号(公開出願番号):特開2002-115320
出願日: 2000年10月05日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 仕口金物の応力伝達部材と梁用形鋼の上下フランジとの接合作業を簡単に短時間で行える仕口金物による柱梁接合構造の提供。【解決手段】 柱梁接合構造1の仕口金物4は、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着しており、接合用突出部5aを有する固着用部材5と、一方側から他方側の梁用形鋼3へ伝達する応力伝達用帯状部材6とを備える。応力伝達用帯状部材6は、接合用突出部5aに高力ボルト7で接合され、一方側および他方側梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した両仕口金物4を連結する。梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着する仕口金物4の固着用部材5に接合用突出部5aを設けると共に、その接合用突出部5aと応力伝達用帯状部材6とを高力ボルト7で接合することにより、応力伝達用帯状部材6と梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材5との接合作業を、即ち、仕口金物4の応力伝達部材6と梁用形鋼3の上下フランジ3aとの接合作業を簡単に短時間で行えるようにする。
請求項(抜粋):
柱用鋼管における一方側および他方側への梁用形鋼の接合を、柱用鋼管のX方向およびY方向の二方向で行っていると共に、前記一方側の梁用形鋼と前記他方側の梁用形鋼とを仕口金物によって直接連結している柱梁接合構造であり、前記仕口金物は、前記梁用形鋼の上下フランジに固着しておりそのフランジ幅方向の両端部に接合用突出部を有する固着用部材と、前記一方側の梁用形鋼から他方側の梁用形鋼へと直接応力伝達する応力伝達用帯状部材とを備えており、前記上下フランジに固着している固着用部材の接合用突出部は、前記X方向において、互いに離れる方向へ突出していると共に、前記Y方向において、互いに向き合う方向へ突出しており、前記応力伝達用帯状部材は、前記固着用部材の接合用突出部に高力ボルトで接合することによって、前記一方側の梁用形鋼の上下フランジに固着した固着用部材の接合用突出部と、前記他方側の梁用形鋼の上下フランジに固着した固着用部材の接合用突出部とを連結していることを特徴とする仕口金物による柱梁接合構造。

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