特許
J-GLOBAL ID:200903036544720783

プロピレン共重合用触媒およびプロピレン共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-018563
公開番号(公開出願番号):特開平10-212310
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【目的】 工業的に意義のある温度で、ファウリングを伴わずにプロピレン共重合体を粒子状で与えるプロピレン共重合用メタロセン系触媒およびプロピレン共重合体の製造法を提供する。【構成】 成分A:式(1)のイオン性化合物(I)および微粒子担体(II)を接触させて得られる助触媒成分、成分B:式(2)で示されるイオン性化合物、成分C:有機アルミニウム化合物、および成分D:有機リチウム、有機亜鉛、有機マグネシウム化合物から選ばれる1以上の化合物、からなるプロピレン共重合用触媒、並びにその触媒の存在下50°Cを越える温度でプロピレンとエチレンおよび/またはα-オレフィンを共重合するプロピレン共重合体の製造方法。[M1(R1)a(R2)b(R3)c(R4-L)d]-[D]+ (1)(式中の記号は明細書に記載の意味を表わす。)
請求項(抜粋):
成分A:(I)下記一般式(1)[M1(R1)a(R2)b(R3)c(R4-L)d]-[D]+ (1)(式中、M1はホウ素、またはアルミニウムであり、R1、R2およびR3は、互いに同一でも異なってもよく、各々炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子であり、R4は炭素数1〜20のヘテロ原子を含んでいてもよい炭化水素基であり、Lはシリル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基またはアミノ基であり、Dは1価のカチオンであり、a〜cは0または1〜3の整数、dは1〜4の整数であり、かつa+b+c+d=4である。)で示されるイオン性化合物および(II)微粒子担体を接触させて得られる助触媒成分、成分B:下記一般式(2)(式中、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は、互いに同一でも異なってもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、フェノキシ基、または炭素数1〜20の炭化水素基であり、M2、M3およびM4は、互いに同一でも異なってもよく、各々炭素原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子またはスズ原子であり、M5はチタン、ジルコニウム、ハフニウムまたはバナジウムであり、p、q、rは0または1〜2の整数で、かつ1≦p+q+r≦4であり、Q1およびQ2はシクロペンタジエニル骨格を有する炭化水素基であり、互いに同一でも異なってもよいが、少なくとも一方は2位および4位に置換基を有するインデニル基であり、X1およびX2は、互いに同一でも異なってもよく、各々ハロゲン原子、水素原子、アルコキシ基、フェノキシ基、アミド基または炭素数1〜30の炭化水素基である。)で示されるメタロセン化合物、成分C:有機アルミニウム化合物、および成分D:有機リチウム、有機亜鉛、有機マグネシウム化合物から選ばれる1以上の化合物、からなるプロピレン共重合用触媒。
IPC (2件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/06
FI (2件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/06

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