特許
J-GLOBAL ID:200903036544964690

差込み式管継手、及び差込み式管継手への管差込み方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-371522
公開番号(公開出願番号):特開2002-081587
出願日: 2000年12月06日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 管の一端部をシール状にかつ抜止め状に簡易迅速に差し込むことのできる差込み式管継手を提供する。【解決手段】 継手本体1は軸心方向一端部に内外二重筒体5,6を有し、この内外二重筒体5,6間に管差込み間隙12が形成される。内筒体5の外周のシールリング溝13には管Pの内周面に密接する弾性シールリング2が嵌め込まれる。外筒体6には、管Pの外周面に食い込む食込み歯17を有する拡縮径変形自在なロックリング3が内嵌される。ロックリング3はコレット4の中空軸15の先端に一体に形成される。内筒体5の外周の弾性シールリング2より軸方向外方部位にはテ-パ付リング22をテ-パ24が管差込み間隙12の内奥へ向くよう嵌め込む。管Pの一端部を管差込み間隙12内に差し込むに伴い、テ-パ付リング22が押し込まれてテ-パ24で弾性シールリング2をシールリング溝13内に押し込むため、管Pの一端部は弾性シールリング2に突っ掛かることなくスムーズに差し込むことができる。
請求項(抜粋):
筒状の継手本体、弾性シールリング、ロックリング、コレット、及びテ-パ付リングを備えており、前記継手本体は軸心方向一端部に内外二重筒体を有しており、そのうち内筒体は継手本体と一体に形成され、外筒体は、継手本体とは別体に形成されて、内筒体の外周との間に管差込み間隙を形成するよう継手本体に着脱可能にねじ込み結合されており、前記内筒体の外周にはシールリング溝を形成し、このシールリング溝に、前記管差込み間隙内に差し込まれる管の内周面に密接する前記弾性シールリングが嵌め込まれており、前記コレットは前記外筒体に内嵌され、前記管を内部に挿通し、円周に軸方向に沿う切欠部を列設した拡縮径変形自在な中空軸と、この中空軸の後端外周に張り出し形成されて前記外筒体の開口端の外部へ突出する鍔部とを有しており、このコレットの中空軸の先端に、前記管の外周面に食い込む食込み歯を有する拡縮径変形自在な前記ロックリングが一体に形成されており、前記外筒体の内周面には、前記管が抜け出し方向に移動したときに前記ロックリングに縮径方向の力を作用させる外窄まりテ-パ状の押圧面が形成されており、前記外筒体の開口端部の外周面には雄ねじを切り、この雄ねじにロックナットが前記鍔部と接離するよう進退動自在に螺合されており、前記テ-パ付リングは、前記弾性シールリングの外径よりも小さい内径を有しつ前端部の内周面に外方へ拡がり状のテ-パを付けていて、前記内筒体の外周の前記弾性シールリングより軸方向外方部位と、前記コレットの中空軸の内周との間に、前記管の一端部で押されるまま前記テ-パを前記管差込み間隙の内奥へ向けて軸方向内方へ移動するように嵌め込まれていることを特徴とする差込み式管継手。
IPC (3件):
F16L 37/12 ,  E03C 1/02 ,  F16L 21/08
FI (3件):
F16L 37/12 ,  E03C 1/02 ,  F16L 21/08 D
Fターム (20件):
2D060AC03 ,  3H015GA02 ,  3J106AB01 ,  3J106BA01 ,  3J106BA02 ,  3J106BB01 ,  3J106BC04 ,  3J106BD01 ,  3J106BE12 ,  3J106BE29 ,  3J106CA03 ,  3J106EA03 ,  3J106EB02 ,  3J106EC01 ,  3J106EC07 ,  3J106ED03 ,  3J106ED08 ,  3J106EE04 ,  3J106EF04 ,  3J106EF05

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