特許
J-GLOBAL ID:200903036548628938

自動車用エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-344750
公開番号(公開出願番号):特開平5-180016
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、休筒状態での低速回転時に車体振動を抑えることのできる構造を備えた自動車用エンジンを得ることにある。【構成】本発明は、エンジン回転数センサ4およびブースト圧センサ5により割り出される空気の体積効率により全筒でのバルブ開閉を行なう場合と一部の気筒でのバルブ開閉を行なう場合とを判定する場合、アイドルスッチ6のオン/オフに応じて車体振動が発生しない限界回転数を設定し、現段階での回転数と比較判別することで、その限界回転数以上である場合にのみ休筒状態を維持させる制御部3を備えたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
低速用、高速用のカムプロフィールを設定されたバルブ開閉用カムを備え、これらカムに対するロッカーアーム側での従動状態を切り換えることにより、バルブの開閉量およびバルブの休止状態を設定できるバルブ機構を備えた自動車用エンジンにおいて、エンジン回転数を検出する回転センサと、スロットル開度に応じた気筒内での空気の体積効率を割り出すためのブースト圧センサと、上記エンジンの吸気路における吸気ポートの上流側に配置されているアイドルスイッチと、上記回転センサ、ブースト圧センサおよびアイドルスイッチとを入力側に接続され、出力側には上記バルブ機構の駆動部が接続されている制御部とを備え、上記制御部は、エンジン回転数およびブ-スト圧により得られる空気の体積効率に基づく負荷情報によって全気筒を対象としてバルブの開閉を行なわせる全筒状態および全気筒のうちの一部の気筒のバルブの開閉停止による休筒状態を設定するマップを備え、全筒状態および休筒状態設定のための判別を行なうとともに、休筒状態が設定されている場合には、上記アイドルスイッチのオン/オフ状態を判別してこの状態に応じた所定のエンジン回転数を設定し、現段階でのエンジン回転数と上記所定の回転数とを比較判別し、その結果に応じて上記マップ内での休筒状態設定のために用いる範囲を切り換えるようにしたことを特徴とする自動車用エンジン。

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