特許
J-GLOBAL ID:200903036551386953

音源位置推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-230139
公開番号(公開出願番号):特開平5-072025
出願日: 1991年09月10日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 音源の存在を想定する空間が拡大されたり、位置の推定精度を高めるために仮想音源位置の配置間隔を狭める際に、計算量が増加するのを防止した音源位置推定方法を提供する。【構成】 複数のマイクロホンを用いて音源位置を推定する。推定に際し、1回目の音源位置推定においては、音源の存在が想定される2次元空間および推定の精度のために必要な仮想音源位置の配置間隔と同じ空間内に少数の仮想音源位置(格子点1)を配置し、この中から音源位置を推定する。次に、1回目の推定で求めた音源位置11を中心に、隣接する仮想音源位置(格子点12a〜12h)によって囲まれた空間に対し、仮想音源位置を1回目の推定よりも間隔を狭めて配置し、この中から音源位置を最終的に推定する。
請求項(抜粋):
音源から発する信号を空間内に配置された複数のマイクロホンで受信し、この信号のスペクトル成分を各マイクロホンについて求め、音源が存在すると想定される空間内に仮想した音源位置とマイクロホンの位置との間の距離に基づき、各マイクロホンで受信した信号から求めたスペクトルの位相と振幅を補正することによって音源のスペクトルを求め、この音源スペクトルをマイクロホンについての加算平均した平均音源スペクトルのパワーを仮想音源位置の関数として計算することにより、真の音源位置を推定するに際し、仮想音源の存在想定空間を段階的に絞り込み、かつ仮想音源位置の配置間隔を段階的に狭めながら繰り返して音源位置を推定することを特徴とする音源位置推定方法。
IPC (2件):
G01H 3/08 ,  G01H 3/14

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