特許
J-GLOBAL ID:200903036552408381

トロール網口情報受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-152876
公開番号(公開出願番号):特開平6-342060
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 トロール漁法における網口情報受信装置において網口情報受波器を船底を流れる気泡にさらされないようにするとともに受波ビームの指向方向が自動的に網口情報送信器の方へ向くようにし、受波信号のSN比を高める。【構成】 網口情報受波器6をスキャニングソナーの送受波器ドーム内の下方に設けるとともに、位相差角検出器9により方位方向に隣り合う振動子の出力信号間の位相差角φを検出し、各振動子T1 〜Tn からの出力信号の位相を移相器8-1〜8-Nで、位相差角φを基にして位相制御部10で発生した位相制御信号により同相に揃えて加算合成器11で合成して出力する。
請求項(抜粋):
スキャニングソナー送受波器ドーム中の下方に設けられ、方位方向に複数の振動子が等間隔で配列された振動子列を形成し、又はこの振動子列が上下に複数段重ねられて1つの面を形成し、且つ振動面がトロール漁網を捉える俯角方向に向けて設定された網口情報受波器と; 同じ振動子列中の隣りあった2個の振動子T1 とT2 の受波信号間の位相差角φ=φ12(ここでφ1はT1 の位相、φ2 はT2 の位相)を検出する位相差角検出器と; この位相差角φを受けて、φが正の値ならば各列において振動子T1 側の端の振動子から振動子T2 側の端の振動子に渡って順次各振動子の出力の位相を振動子1個当たり位相角φずつ累積的に進めるように位相制御するか振動子T2 側の端の振動子から振動子T1 側の端の振動子に渡って順次各振動子の出力の位相を振動子1個当り位相角φずつ累積的に遅らせるように位相制御し、φが負の値ならば各列において振動子T2 側の端の振動子から振動子T1 側の端の振動子に渡って順次各振動子の出力の位相を振動子1個当たり位相角φずつ累積的に進めるように位相制御するか振動子T1 側の端の振動子から振動子T2 側の端の振動子に渡って順次各振動子の出力の位相を振動子1個当り位相角φずつ累積的に遅らせるように位相制御し、その後全出力を合成する位相制御合成部と; 合成された出力に基づいて映像表示する表示手段と; を具備することを特徴とするトロール網口情報受信装置。
IPC (2件):
G01S 7/52 ,  G01S 15/96
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-116070

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