特許
J-GLOBAL ID:200903036560913222

冷却水回路のエア除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-320625
公開番号(公開出願番号):特開平9-158723
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 エンジン暖機の遅れを伴うことなく、エンジン冷却水に混入したエアを速やかに除去する。【解決手段】 エンジン1とリザーバタンク100とを配管17、23で接続し、冷却水の循環回路を形成する。また、リザーバタンク内には液面が所定レベル以上に上昇すると開弁して配管23入口部を開放し、所定レベル以下では配管23入口を閉塞するフロート弁110を設ける。エンジン本体内冷却水にエアが混入するとエアにより冷却水が押し出されてリザーバタンク内液面レベルは上昇する。これによりフロート弁が開弁し、冷却水の循環流が生じるため冷却水通路内のエアは速やかにリザーバタンクに排出、除去される。エア排出によりタンク内液面レベルが基準状態のレベルまで低下すると、フロート弁は配管23を閉塞し循環流は停止する。このため、冷却水循環量が減少し暖機の遅れが生じない。
請求項(抜粋):
冷却水に混入したエアを除去するエア除去手段と、該エア除去手段とエンジン冷却水回路との間に冷却水を循環させる循環回路とを備えたエンジン冷却水回路のエア除去装置において、冷却水へのエア混入により生じるエンジン冷却水回路内の冷却水総体積の変化に基づいて、冷却水へのエア混入を検出する検出手段と、前記検出手段が冷却水へのエア混入を検出しない場合に、エア混入を検出した場合に較べて前記循環回路内の冷却水循環量を低減する循環量低減手段と、を備えたエンジン冷却水回路のエア除去装置。
IPC (3件):
F01P 3/20 ,  F01P 3/18 ,  F01P 11/00
FI (3件):
F01P 3/20 B ,  F01P 3/18 X ,  F01P 11/00 C

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