特許
J-GLOBAL ID:200903036565044478

放射線医学画像形成用システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安達 光雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-064470
公開番号(公開出願番号):特開平10-282611
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 塩化銀リッチの乳剤結晶を用いてフィルム-スクリーンシステムの必要な高速度を達成することにある。【解決手段】 支持体上に少なくとも一つの緑光放出リン光体の層、及びそれと作用的に組合した予備硬化感光性写真ハロゲン化銀フィルム材料を含み、かつ支持体及びその両側に一つ以上の親水性コロイド層を含み、前記層が35°Cで脱イオン水中に2分間前記材料を浸漬した後200%未満に膨潤度が低下する程度に硬化されており、前記親水性層の少なくとも一つ中に、化学熟成された立方晶塩沃化銀粒子又は化学熟成された{111}平板状塩沃化銀粒子を含有する放射線医学画像の画像形成システムであり、前記画像形成システムにおいて、前記塩沃化銀粒子が、セレン化銀を発生する一種以上のセレン化合物で化学的に増感されていることを特徴とする画像形成システムにある。
請求項(抜粋):
支持体上に緑光発光リン光体の少なくとも一つの層を含む増感スクリーン、及びそれと作用的に組合せた形での、支持体及びその両側上に一つ以上の親水性コロイド層を含む予備硬化した感光性写真ハロゲン化銀フィルム材料からなる放射線医学画像形成用画像形成システムであり、前記層が、前記材料を35°Cの脱イオン水中に2分間浸漬した後、それらの膨潤度が200%未満に低下される程度に硬化されており;前記親水性層の少なくとも一つ中に、0.40μm〜0.65μmの平均結晶直径を有する化学的に熟成された単分散立方晶塩沃化銀粒子、又は20〜200の平板度及び5〜20のアスペクト比を有する化学的に熟成された{111}平板状塩沃化銀粒子を含み;前記粒子が、520〜580nmの波長範囲に対してスペクトル増感されており、540〜550nmに最高吸収を有し、1m2 について6g〜8gの銀の全量(前記量は1m2についての硝酸銀の当量として表示されている)で被覆されている画像形成システムにおいて、前記塩沃化銀粒子が、45°C〜70°Cの温度で、100〜200mVの飽和銀/塩化銀参照電極と銀電極の間の電位差で前記粒子を含む乳剤中でセレン化銀を発生する一種以上のセレン化物化合物で化学的に増感されていることを特徴とする画像形成システム。
IPC (3件):
G03C 5/17 ,  G03B 42/02 ,  G21K 4/00
FI (3件):
G03C 5/17 ,  G03B 42/02 Z ,  G21K 4/00 L

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