特許
J-GLOBAL ID:200903036567431967

ガス警報器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-268524
公開番号(公開出願番号):特開平7-121787
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 点検ガスを吸着する吸着層を備えているにもかかわらず、従来より低い濃度の点検ガスの供給で、迅速かつ確実に鳴動し、通常検知状態への復帰が早いガス警報器を得る。【構成】 気密性ハウジング2内にガス検知素子3を備え、その頂部にガスが流通可能な通気孔5を備えると共に、通気孔5に検知対象ガス以外の妨害ガスを吸着可能な吸着層7を備え、通気孔5とは別の点検ガス流通孔9を気密性ハウジング2に設け、検知対象ガスを検知するための通常ガス検知状態において、点検ガス流通孔9を流通するガスの流量を妨害ガスとしての点検ガスに対する検知対象ガスの選択性が得られる流量に制限する流量制限能を、前記点検ガス流通孔9に備えたガスセンサ1を採用し、センサ室12内において、通気孔5に対して点検ガス流通孔9及びガス検知素子3を、上部側位置に配設する。
請求項(抜粋):
警報器ボックス(11)内に、検知対象ガス及び点検ガスに感応するガスセンサ(1)が配設されるセンサ室(12)と、前記ガスセンサ(1)以外の作動機器(13)が配設される機器室(14)とを備え、前記センサ室(12)にガスが流通可能なガス流通窓(16)と、点検時に前記点検ガスを前記センサ室(12)内へ供給するための点検ガス供給窓(17)とを備えたガス警報器であって、気密性ハウジング(2)内に、前記検知対象ガス及び前記点検ガスに感応する金属酸化物半導体よりなるガス検知素子(3)を備え、前記気密性ハウジング(2)の外部(4a)と内部(4b)との間でガスが流通可能な通気孔(5)を備えると共に、前記通気孔(5)に前記検知対象ガス以外の妨害ガスを吸着可能な吸着層(7)を備え、前記通気孔(5)とは別の点検ガス流通孔(9)を前記気密性ハウジング(2)に設け、前記検知対象ガスを検知するための通常ガス検知状態において、前記点検ガス流通孔(9)を流通するガスの流量を前記点検ガスに対する前記検知対象ガスの選択性が得られる流量に制限する流量制限能を、前記点検ガス流通孔(9)に備えたガスセンサ(1)を採用し、前記ガスセンサ(1)を前記センサ室(12)内に配設するに、前記通気孔(5)に対して前記点検ガス流通孔(9)及び前記ガス検知素子(3)を、上部側位置に配設するとともに、前記点検ガス供給窓(17)を前記点検ガス流通孔(9)の近傍に備えたガス警報器。

前のページに戻る