特許
J-GLOBAL ID:200903036567879887

アルカリ蓄電池用ニッケル電極及びニッケル電極用活物質並びにその製造方法、アルカリ蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-198806
公開番号(公開出願番号):特開平9-050805
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 アルカリ熱処理による高次のコバルト酸化物が水酸化ニッケル粒子の表面に形成された活物質が有する、活物質利用率や過放電特性が優れるという特性を生かしながら、更に極板膨潤の抑制効果の向上を目的とする。【解決手段】 硫酸ニッケルの水溶液を調整し、これを撹拌しながら、水酸化ナトリウム溶液を徐々に滴下し、水酸化ニッケルの結晶を析出させる。次にこの結晶が析出した水溶液を撹拌しながら、硫酸コバルト水溶液と水酸化ナトリウム水溶液とを滴下して、水酸化ニッケルの結晶の表面に水酸化コバルトを析出する。作製された粒状物を分取して、水洗,乾燥し、ビーカー中で撹拌しながら、所定濃度の水酸化ナトリウム水溶液を加えて含浸させ、更に撹拌しながら加熱することによって、アルカリ熱処理工程を行う。このアルカリ熱処理した粒状物に対して、市販の水酸化コバルト粉末を所定量添加し混合することによって、活物質が生成する。
請求項(抜粋):
水酸化ニッケルを主成分とする粒子の表面にコバルト化合物が配されたものをアルカリと酸素の共存下で加熱処理することによって形成され、2価より大きい価数を持つ高次コバルト酸化物が粒子表面に配された水酸化ニッケル粒状物と、前記水酸化ニッケル粒状物に添加された2価以下の価数を持つコバルト化合物とが、保持体に保持されてなることを特徴とするアルカリ蓄電池用ニッケル電極。
IPC (2件):
H01M 4/32 ,  H01M 4/52
FI (2件):
H01M 4/32 ,  H01M 4/52

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