特許
J-GLOBAL ID:200903036577677778

紙幣識別機の紙幣収納状態検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-341411
公開番号(公開出願番号):特開2002-150355
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 モータの回転数の変動やばねの強さのバラツキがあっても、紙幣収納庫内の収納状態を適確に判断できるようにすることを目的とする。【解決手段】 収金指令を受信(S2)すると、プッシャカムを動作し(S3)、プッシャセンサが遮光から投光になると(S4)、プッシャセンサの投光時間を計測開始し(S5)、次に、満杯センサの投光時間T2を計測し(S6,S7)、プッシャセンサが遮光になるとその投光時間T1を計測し(S8,S9)、その時間の比率Hを求め(S10)、これを、あらかじめ満杯状態にして同様に測定して求めた比率の記憶値Kと比較し(S11)、H≧Kの場合に満杯と判断する(S12)。比率を求めることで、モータの速度変動の影響をなくし、比率を記憶値と比較して満杯を判断することで、ばねの個体差等のバラツキを吸収することができる。
請求項(抜粋):
紙幣を整列積みして収納する収納金庫と搬送通路内に保留された紙幣を前記収納金庫内へ押し込んで収納するプッシャとが搬送通路を挟んで対向配置されている紙幣識別機の収納枚数検知方法において、搬送路内で保留状態にある紙幣を収納金庫へ押し込むプッシャの動作開始時刻を計測するステップと、前記搬送路の側へ付勢されていて前記搬送路から押し込まれた紙幣を前記収納金庫内で整列積みする押え板が前記プッシャの動作中に所定の押し込み範囲内に位置している範囲内動作時間を計測するステップと、前記プッシャの動作終了時刻を計測するステップと、前記プッシャの動作開始時刻および動作終了時刻から前記プッシャの動作時間を算出するステップと、前記プッシャの動作時間と前記押え板の範囲内動作時間との比率を算出するステップと、前記比率と所定枚数の紙幣が前記収納金庫に収納されているときの紙幣収納動作にてあらかじめ計測されて記憶されている比率の初期値とを比較するステップと、前記比率が前記初期値より大きくなった場合に前記収納金庫内の紙幣が所定枚数になったと判断するステップと、からなることを特徴とする紙幣識別機の紙幣収納状態検知方法。
IPC (3件):
G07D 9/00 405 ,  G06M 7/00 361 ,  G06M 9/00
FI (3件):
G07D 9/00 405 F ,  G06M 7/00 361 ,  G06M 9/00 A
Fターム (4件):
3E040AA01 ,  3E040BA13 ,  3E040CA02 ,  3E040FB09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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