特許
J-GLOBAL ID:200903036578788182

環状オレフィン系樹脂発泡体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325345
公開番号(公開出願番号):特開平6-172572
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 熱成形性、耐熱性、高温での剛性、緩衝性および耐候性に優れた環状オレフィン系樹脂発泡体を得る。【構成】 (A)エチレン含量30〜95モル%のエチレン-αオレフィン共重合体にテトラシクロ〔4.4.0.12,5 .1.7,10〕ドデシル-3-メタクリレート等の多環式(メタ)アクリレートモノマーをグラフト重合した変成エチレン-αオレフィン共重合体と、(B)エチレンとテトラシクロ〔4.4.0.12,5 .1.7,10〕-3-ドデセン等の環状オレフィンモノマーとをランダム共重合したエチレン含量40〜90モル%の環状オレフィンランダム共重合体と、(C)エチレン含量30〜95モル%のエチレン-αオレフィン共重合体と、さらに(D)スチレン系またはオレフィン系の熱可塑性エラストマーとからなる組成物を発泡させて環状オレフィン系樹脂発泡体を得る。
請求項(抜粋):
(A)エチレン・α-オレフィン共重合体に下記の一般式(I)で表される多環式(メタ)アクリレートモノマーがグラフト共重合された変成エチレン・α-オレフィン共重合体、【化1】(式中、Y1 およびY2 の少なくとも一方は(メタ)アクリロイルオキシ基であり、他方は水素原子であり、X1 およびX2 はそれぞれ酸素原子を有していてもよい低級アルキレン基、あるいはY1 又はY2 の直接結合を示す。R1 〜R12は水素原子、炭化水素基またはハロゲン原子であって、それぞれ同一または異なっていてもよい。またR9 とR10、またはR11とR12とは一体化して2価の炭化水素基を形成してもよく、R9 またはR10とR11またはR12とは互いに環を形成していてもよい。nは0または正の整数であって、R5 〜R8 が複数回繰り返される場合には、これらはそれぞれ同一または異なっていてもよい。)(B)エチレンと下記の一般式(II)で表される環状オレフィンモノマーとがランダム共重合された環状オレフィンランダム共重合体、【化2】(式中、R13〜R24は水素原子、炭化水素基またはハロゲン原子であって、それぞれ同一または異なっていてもよい。またR21とR22、またはR23とR24とは一体化して2価の炭化水素基を形成してもよく、R21またはR22とR23またはR24とは互いに環を形成していてもよい。nは0または正の整数であって、R17〜R20が複数回繰り返される場合には、これらはそれぞれ同一または異なっていてもよい。)(C)エチレン・α-オレフィン共重合体、上記(A)、(B)及び(C)とからなる環状オレフィン系樹脂発泡体。
IPC (2件):
C08J 9/04 CES ,  C08L 23:00

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