特許
J-GLOBAL ID:200903036579490454

樹脂製部品の締結部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275304
公開番号(公開出願番号):特開2004-106468
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】インサート部材および有底ナットがインサート成形により樹脂製部品に一体的に固定される際に、有底ナットを金型などでインサート部材に押圧することなく、それ等の間からねじ穴内に樹脂材料が侵入することを防止する。【解決手段】袋ナット22のねじ穴開口部に嵌合突部26が設けられ、ボルト挿通穴16h内に圧入されて一体的に固定されることにより、全周に亘って接続端子16との間を密閉するようにしたため、インサート成形時に袋ナット22と接続端子16との間から樹脂材料がねじ穴28内に侵入することが防止される。嵌合突部26の突出寸法tは、接続端子16の肉厚の80%〜95%の範囲内であるため、接続端子16の弾性変形などで嵌合突部26の先端が外部電極18に当接する恐れがない一方、インサート成形時に袋ナット22がボルト挿通穴16hから抜けたり位置ずれしたりすることが良好に防止される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ボルト挿通穴が設けられた締結受け部が樹脂製部品の表面に露出させられ且つ一部が該樹脂製部品に埋設されるように、インサート成形により該樹脂製部品に一体的に固定されているインサート部材と、 前記締結受け部の裏側であって前記ボルト挿通穴に対応する部分に配設され、前記インサート部材と共にインサート成形されて前記樹脂製部品に埋設されている有底ナットと、 を有し、締付ボルトが前記ボルト挿通穴内に挿入されて前記有底ナットに螺合されることにより、所定の被締結部材が該締付ボルトにより前記締結受け部との間で挟圧されて一体的に固定される樹脂製部品の締結部構造において、 前記有底ナットのねじ穴開口部には、前記ボルト挿通穴内に嵌合されて一体的に固定されることにより、全周に亘って密閉する円筒状の嵌合突部が一体に設けられている ことを特徴とする樹脂製部品の締結部構造。
IPC (3件):
B29C33/12 ,  F16B37/04 ,  H02B1/20
FI (3件):
B29C33/12 ,  F16B37/04 B ,  H02B1/20 E
Fターム (15件):
4F202AA34 ,  4F202AD03 ,  4F202AD18 ,  4F202AD23 ,  4F202AD35 ,  4F202AG21 ,  4F202AH33 ,  4F202CA11 ,  4F202CA30 ,  4F202CB12 ,  4F202CB20 ,  4F202CK25 ,  4F202CQ05 ,  4F202CQ10 ,  5G016DA22
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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