特許
J-GLOBAL ID:200903036580132189

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-337681
公開番号(公開出願番号):特開平11-161068
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 トナー像を担持した記録材を連続通紙して定着するに際し、定着ローラへのトナーのオフセットに起因した画像のオフセット防止は勿論のこと、記録材に含有した炭酸カルシウムの定着ローラへの付着に起因した加圧ローラへのトナー付着、加圧ローラからのトナーによる記録材の裏汚れを防止することを可能とした定着装置である。【解決手段】 加圧ローラと接地間にアノードを接地側としてダイオードを接続する。定着前記録材検知センサーにより定着ニップに記録材が存在するのを検知したら、記録材上のトナー像からのトナーの定着ローラへのオフセットを防止するために、定着ローラにトナーと同極性のDC-700Vの定着バイアスを印加し、定着後記録材検知センサーにより定着ニップに記録材がなくなったことを検知したら、定着時に記録材から定着ローラに付着したプラス帯電の炭酸カルシウムを加圧ローラへ転移させるために、定着バイアスの印加を停止する。
請求項(抜粋):
互に圧接して定着ニップを形成するとともに回転して、前記定着ニップに通紙した記録材上に担持された未定着トナー像を加熱および加圧することにより、未定着トナー像を記録材に定着する1対の回転体を有し、その一方の未定着トナー像と接する側の回転体に直流電圧を印加する印加手段を設けた定着装置において、前記定着ニップに記録材が存在するとき、前記印加手段により前記一方の回転体にトナーと同極性の直流電圧を印加し、前記定着ニップに記録材が存在しないとき、前記一方の回転体への直流電圧の印加を行なわないことを特徴とする定着装置。

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