特許
J-GLOBAL ID:200903036582545235

差動チャージ・ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 浩之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-350986
公開番号(公開出願番号):特開平9-064729
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 コモンモード・エラーを最小にすることができ、さらに、補正命令無しにコモンモード電圧変動の発生を防ぐことができる高精度の差動チャージ・ポンプ回路を提供する。【解決手段】 2つの同一電流源Gb1とGb2はノードAとBに各々結合され、該ノードAとBに電流Iを実質的に連続して注入する。2対のスイッチ制御された同一電流源Gc1とGc2およびGc3とGc4は前記ノードAとBに各々結合され、各電流源が結合されたノードから前記電流Iを引き入れることができる。前記各対の電流源の前記2つの同一電流源が前記1対の制御信号の1つと他の1つの信号の反転信号とによって各々制御される。全ての2対のスイッチ制御された同一電流源を同一型(N型)にすることができる。また、2つの同一電流源を同一型(P型)にして、コモンモード・フィードバック・ループによって制御する。
請求項(抜粋):
第1(入力)および第2(出力)ノードAとBを有するローパス・フィルタ(R1、C1、C2)と、このローパス・フィルタをチャージおよびディスチャージするための1対の制御信号(UPとDOWN)によって制御される少なくとも2対の電流源とを有する差動チャージ・ポンプ回路において、前記ローパス・フィルタの前記第1および第2ノードAとBに各々結合され、該ノードAとBに電流Iを実質的に連続して注入する、少なくとも2つの同一電流源(Gb1とGb2)と;前記第1および第2ノードAとBに各々結合され、各電流源が結合されたノードから前記電流Iを引き入れることのできる、少なくとも2対のスイッチ制御された同一電流源(Gc1とGc2およびGc3とGc4)とを備え、前記各対の電流源の前記2つの同一電流源が前記1対の制御信号の1つと他の1つの信号の反転信号とによって各々制御されることを特徴とする差動チャージ・ポンプ回路。

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