特許
J-GLOBAL ID:200903036582546916

放射線検出器用ヘリウム3クライオスタットおよび分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-105786
公開番号(公開出願番号):特開平7-253472
出願日: 1994年05月19日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 検出器をクライオスタット本体の外に突き出させることにより、検出器を分析機器の中に挿入した高感度な分析装置を提供する。【構成】 ヘリウム3クライオスタット本体1内の1K以下に冷却された低温ステージにクライオスタット本体1の外表面の外側にまで達する検出器冷却用の金属棒11が取り付けられており、その周りを覆うように少なくとも2層の冷却された輻射熱遮蔽壁12,13を設け、超伝導トンネル接合放射線検出器16の接合面に平行に磁場を印加するための超伝導コイル19を設置した。冷却棒11あるいは輻射熱遮蔽壁12,13の上に設けられているクライオスタット1および分析試料を配置するためのチャンバーと分析試料に照射するための光や荷電粒子のビーム発生源を用い、分析試料中より発生した放射線を検出する。
請求項(抜粋):
ヘリウム3クライオスタットにおいて、1K以下に冷却された低温ステージにクライオスタット本体の外表面の外側にまで達する検出器冷却用の金属棒を取り付け、その周りを覆うように少なくとも2層の冷却された輻射熱遮蔽壁を設け、さらにその外側にクライオスタットの真空を保持するための真空保持用外壁を設け、冷却用金属棒の先端の近くの輻射熱遮蔽壁にはクライオスタットの外側から冷却用金属棒の先端部に放射線を入射するための穴あるいは放射線を良く透過させ且つ輻射熱を遮蔽する材料からなる窓を、また真空保持用外壁には放射線を良く透過させる材料からなる窓を設けたことを特徴とする放射線検出器用ヘリウム3クライオスタット。
IPC (2件):
G01T 1/24 ,  G01T 7/00

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