特許

J-GLOBAL ID：200903036605974376

雑音識別方法及び携帯型脳波計

発明者： 国見 伸雄
出願人/特許権者： 株式会社日立超エル・エス・アイ・システムズ
代理人 (1件)： 玉村 静世
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-126831
公開番号（公開出願番号）：特開平10-314135
出願日： 1997年05月16日
公開日（公表日）： 1998年12月02日
要約：

【要約】【課題】 脳波と雑音との判別を可能とするための技術を提供することにある。【解決手段】 センサ電極の出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段(81)、その変換出力信号をFFT処理するFFT処理手段(82)、このFFT処理結果に基づいて脳波スペクトルの総和を求める総和演算手段(83)、標準的な脳波スペクトルの総和と熱雑音スペクトルの総和との中間に設定された閾値を記憶する記憶手段(86)、上記総和演算手段で求められた脳波スペクトルの総和と上記記憶手段内の閾値とを比較するための比較手段(84)を設け、上記総和演算手段で求められた脳波スペクトルの総和と上記記憶手段に記憶されている閾値とを比較することで、脳波と雑音との判別を可能とする。

請求項（抜粋）：

電極からの信号をディジタル信号に変換するA/D変換する第1ステップと、上記ディジタル信号をFFT処理する第2ステップと、上記FFT処理結果に基づいて脳波スペクトルの総和を求める第3ステップと、上記脳波スペクトルの総和を、標準的な脳波スペクトルの積分値と雑音スペクトルの総和との中間に設定された閾値と比較するための第4ステップと、を含むことを特徴とする雑音識別方法。