特許
J-GLOBAL ID:200903036607083860

磁束密度の高い方向性珪素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351030
公開番号(公開出願番号):特開平7-197126
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】短時間の最終焼鈍で安定したGoss組織を形成することができる磁束密度の高い方向性珪素鋼板の製造方法を提供することを目的とする。【構成】 重量%で、C:0.01% 以下、Si:2.5〜7.0%、Al: 0.01% 以下、N:0.01%以下、Cu:0.01%以下、S:10ppm 以下である鋼材を1000°C以上に保持した後、仕上温度が700 〜950 °Cの熱間圧延を施し、次いで圧延率30〜85% の一次冷間圧延を施し、さらに600 〜900 °Cの温度で焼鈍し、その後圧延率40〜80%の二次冷間圧延を施し、引き続き600 〜900 °Cの温度で焼鈍し、さらに圧延率50〜75% の三次冷間圧延を施し、引き続き還元性雰囲気若しくは酸素分圧が0.5 Pa以下の非酸化性雰囲気、又は酸素分圧が0.5 Pa以下の真空中において1000〜1300°Cの温度で10分間以下の間焼鈍して磁束密度の高い方向性珪素鋼板を得る。
請求項(抜粋):
C:0.01wt%以下、Si:2.5〜7wt%、Al:0.01wt%以下、N:0.01wt%以下、Cu:0.01wt%以下、S:10ppm 以下である鋼材を準備し、この鋼材を1000°C以上に保持した後、仕上温度が700〜950°Cの熱間圧延を施し、次いで圧延率30〜85%の一次冷間圧延を施し、さらに600〜900°Cの温度で焼鈍し、その後、圧延率40〜80%の二次冷間圧延を施し、引き続き600〜900°Cで焼鈍し、さらに圧延率50〜75%の三次冷間圧延を施し、引き続き還元性雰囲気若しくは酸素分圧が0.5Pa以下の非酸化性雰囲気、又は酸素分圧が0.5Pa以下の真空中において1000〜1300°Cの温度で10分間以下の間焼鈍することを特徴とする磁束密度の高い方向性珪素鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16

前のページに戻る