特許
J-GLOBAL ID:200903036608376950
非接触型連続可変移相器
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
中村 公達
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-259804
公開番号(公開出願番号):特開平8-102601
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 可変移相器において、接触不良による混変調や雑音を発生させることがなく、移相量の可変範囲を大きく取れる非接触型連続可変移相器を提供する。【構成】 4端子を持つ3dBカップラーの2個の端子に一対の非接触連続可変コンデンサを接続する。非接触連続可変コンデンサは、可動部導体と、2個の極部で構成される固定部導体を持つ。可動部導体は金属筒に内部誘電体と外部誘電体をかぶせて絶縁されているので接触不良を生じない。可動部導体を固定部導体に同軸状に挿抜することにより容量を可変とする。このように構成すると3dBカップラーの2端子に可変容量が接続されたことと等価となり、容量の変更に応じて、入力端子へ入る信号の位相が変わり出力端子から出力される。
請求項(抜粋):
4個の端子をもつ3dBカップラーと、一対の非接触型連続可変コンデンサを有し、前記3dBカップラーの4個の端子のうち2個を入力端子と出力端子として使用し、他の2個の端子に前記非接触型連続可変コンデンサをそれぞれ接続し、該各非接触型連続可変コンデンサーは固定部導体と、可動部導体を有し、該各固定部導体は空間を形成する相対する極部を備え、その一方の極部は該入力端子や出力端子と導結され、他方の極部は接地され、 該各可動部導体は該両極部と電気的に絶縁され、該各固定部導体の該空間に互いに同時に出入して該両極部間の静電容量を変えるようになっており、更に該固定部導体の空間を形成する極部は、所定のインピーダンスをもつ伝送線路として動作することを特徴とする非接触型連続可変移相器。
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