特許
J-GLOBAL ID:200903036610624618
スパークプラグの製造方法及びスパークプラグ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-110072
公開番号(公開出願番号):特開2000-306654
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 Ir等の高融点金属にて発火部を形成する場合でも電極側にこれを強固に接合することができ、しかも球状のチップを用いて材料歩留まりを向上させつつ、その球状形態をさらに有効利用して横飛火等の不具合を生じにくくしたスパークプラグ及びその製造方法を提供する。【解決手段】 高融点金属の発火部31を、球状高融点金属部材(又はその加工物)のレーザー溶接接合により形成する。その溶接ビード10は、中心電極3の先端面外縁エッジ3eを溶かし込んでこれを消滅させつつ、幅方向の一方の縁が中心電極3の外周面に接続し、他方の縁側が被固着金属部材60の球状面に連なる形で形成される。電界集中しやすい中心電極3の先端面外縁エッジ3eが消滅し、さらにその溶接ビード10が連なる発火部31の形状も、鋭いエッジが形成されない球状面であるから、横飛火等の問題が極めて生じにくくなる。
請求項(抜粋):
中心電極と、その中心電極との間に火花放電ギャップが形成されるよう、先端部側面が前記中心電極の先端面と対向する形にて配置される接地電極とを備え、前記火花放電ギャップに対応する位置において、少なくとも前記中心電極の先端面に、Ir、Rh、W、Re及びRuのいずれかを主成分とする高融点金属からなる高融点金属発火部が形成されたスパークプラグの製造方法において、前記高融点金属からなる球状高融点金属部材を製造し、その球状高融点金属部材、又はその球状高融点金属部材の球状面に由来する凸曲面が残留するように該球状高融点金属部材に所定の加工を施した部材を被固着部材として、前記中心電極の先端面上に前記被固着部材を位置決めした後、形成される溶接ビード中に前記中心電極の先端面外縁エッジを溶かし込んでこれが消滅するように、その被固着部材の接合されるべき基端部の周方向に沿ってレーザー溶接を施すことにより、幅方向の一方の縁が前記中心電極の外周面に接続し、他方の縁側が前記被固着部材の球状面又は凸曲面に連なる形で、前記被固着部材と前記中心電極とにまたがる周方向の前記溶接ビードを形成することを特徴とするスパークプラグの製造方法。
IPC (3件):
H01T 13/20
, H01T 13/39
, H01T 21/02
FI (3件):
H01T 13/20 E
, H01T 13/39
, H01T 21/02
Fターム (6件):
5G059AA04
, 5G059CC02
, 5G059DD11
, 5G059DD12
, 5G059EE11
, 5G059EE12
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