特許
J-GLOBAL ID:200903036619149521

末端アルキンをカルボキシル化するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-534700
公開番号(公開出願番号):特表2002-506119
出願日: 1999年03月03日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】本発明は末端アルキンをカルボキシル化するための方法であって、α-位に少なくとももう1つの脂肪族炭素原子を有し、かつ末端三重結合のプロトンよりも高い酸性度を有するプロトンを有しない末端アルキンを使用し、かつこの末端アルキン及び非プロトン性溶剤から溶液を製造し、カソード及びアノードを備えている隔膜のない電解槽中で、この溶液に二酸化炭素を、大気圧よりも高い圧力で負荷し、かつカソード及びアノードを電源に接続する方法に関する。本発明の課題は、二酸化炭素が選択的に末端C-H結合の間に組み入れられ、しかも三重結合が保持されるような方法を提案することである。ニッケル錯体触媒は放棄されるべきである。この課題はカルボキシル化を触媒又は触媒前駆体を用いずに実施することにより解決される。
請求項(抜粋):
末端アルキンをカルボキシル化するための方法であって、i)α-位に少なくとももう1つの脂肪族炭素原子を有し、かつii)末端三重結合のプロトンよりも高い酸性度を有するプロトンを有しない末端アルキンを使用し、かつこの末端アルキン及び非プロトン性溶剤から溶液を製造し、カソード及びアノードを備えている隔膜のない電解槽中で、この溶液に二酸化炭素を、大気圧よりも高い圧力で負荷し、かつカソード及びアノードを電源に接続する方法において、このカルボキシル化を触媒又は触媒前駆体を使用せずに実施することを特徴とする、末端アルキンをカルボキシル化するための方法。
IPC (5件):
C25B 3/04 ,  C07B 41/08 ,  C07C 69/606 ,  C07C 69/608 ,  C07C 69/734
FI (5件):
C25B 3/04 ,  C07B 41/08 ,  C07C 69/606 ,  C07C 69/608 ,  C07C 69/734 Z
Fターム (7件):
4H006AA02 ,  4K021AC10 ,  4K021BA08 ,  4K021BA17 ,  4K021BB03 ,  4K021BB04 ,  4K021DA13
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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