特許
J-GLOBAL ID:200903036619187423
インクジェットプリンタヘッドの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268241
公開番号(公開出願番号):特開平9-109401
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 圧電部材と板状部材とを積層させて接着した基板に溝加工してインクジェットプリンタヘッドを形成する際に、接着面間に気泡が残留することを防止し、その気泡によって隣合う圧力室がリークすることを防止する。【解決手段】 積層させて接着する圧電部材6と板状部材7との一方の接着面に逃げ溝15を形成し、圧電部材6と板状部材7とを接着した際に接着面間の気泡を逃げ溝15を通して逃がし、接着面間に気泡が残留しないようにする。逃げ溝15の寸法を溝8の寸法より小さくし、及び、逃げ溝15のピッチを溝8と同じピッチ又はその整数倍のピッチとすることにより、溝加工を終了したときには逃げ溝15が残らないようにし、逃げ溝15が残ることによる圧力室の容積のバラツキを防止する。
請求項(抜粋):
板厚方向に分極させた少なくとも1枚以上の圧電部材と板状部材とを積層して形成した基板と、この基板に交互に形成した少なくとも一部が前記圧電部材からなる多数の側壁と溝と、前記側壁に設けた電極と、前記溝の上部を覆う天板と前記溝の正面部を覆うノズル板とを前記基板に取付けて形成した多数の圧力室とを有するインクジェットプリンタヘッドの製造方法において、前記溝よりも狭い幅寸法と前記溝よりも短い長さ寸法とを有する逃げ溝を前記圧電部材又は前記板状部材の片面に前記溝のピッチ又はその整数倍のピッチで形成し、前記逃げ溝を形成した面を接着剤を介して前記板状部材又は前記圧電部材に接着し、前記基板に前記逃げ溝と重なり合うように溝加工して前記逃げ溝が残らないように前記溝を形成することを特徴とするインクジェットプリンタヘッドの製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/16
, B41J 2/045
, B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H
, B41J 3/04 103 A
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