特許
J-GLOBAL ID:200903036629265368

自己分散型水系ポリエステル樹脂、その製造方法及び紙用表面処理剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細田 芳徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129967
公開番号(公開出願番号):特開平5-295100
出願日: 1992年04月22日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【構成】所定のアルコール成分と、所定の酸成分とを共縮重合して得られる酸価が3〜70KOHmg/gのポリエステル樹脂を、ケトン系溶剤に溶解させ、中和剤を加えて該ポリエステル樹脂のカルボキシル基をイオン化し、次いで水を加えた後、ケトン系溶剤を留去して水系に転相したものである自己分散型水系ポリエステル樹脂、その製造方法および該樹脂を含有する紙用表面処理剤組成物。【効果】本発明によると、乾燥後の皮膜の耐水性が高い自己分散型水系ポリエステル樹脂を得ることができる。また該自己分散型水系ポリエステル樹脂を用いることにより、トナーの低温定着性が改良可能な紙用表面処理剤組成物を提供することができる。
請求項(抜粋):
(イ)次式で表されるジオール成分、【化1】(式中、Rはエチレン又はプロピレン基を表し、x、yはそれぞれ1以上の整数であり、かつx+yの平均値は2〜7である。)(ロ)脂肪族ジオール、および(ハ)三価以上の多価アルコールよりなる群から選ばれる一種以上のアルコール成分と、(ニ)二価のカルボン酸、その酸無水物又はその低級アルキルエステル、および(ホ)三価以上の多価カルボン酸、その酸無水物又はその低級アルキルエステルよりなる群から選ばれる一種以上の酸成分とを共縮重合して得られる酸価が3〜70KOHmg/gのポリエステル樹脂を、ケトン系溶剤に溶解させ、中和剤を加えて該ポリエステル樹脂のカルボキシル基をイオン化し、次いで水を加えた後、ケトン系溶剤を留去して水系に転相したものである自己分散型水系ポリエステル樹脂。
IPC (3件):
C08G 63/91 NLL ,  C08G 63/672 NNH ,  D21H 19/24

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