特許
J-GLOBAL ID:200903036630385741

無線伝送方式による新聞記事音声情報提供システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-217180
公開番号(公開出願番号):特開平6-046016
出願日: 1992年07月22日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 略語や文章用語を補正した記事として送信することができ、聴き易い表現に変換された記事を音声出力できるような無線伝送方式による新聞記事音声情報提供システムを提供すること。【構成】 記事情報送信システムTXに、新聞記事に関する多種類の記事データを文字コードデータの形態にて記憶した記事データ記憶装置10、この記事データを読出す読出し制御装置12を設け、記事データの略語を正規の単語に、また文章用語を話し言葉の用語に補正する記事データ補正装置14などを設け、補正された記事データを無線送信可能に構成されている。一方、記事データ受信テステムには、受信した記事データを記憶する記事データ記憶手段、この記事データを読出す読出し制御装置を設け、読出された記事データの各文字コードデータは音声合成装置により音声合成されて音声信号が生成され、この音声信号が増幅されてスピーカから出力され、新聞記事を通常の話し言葉の表現で聴けるようになっている。
請求項(抜粋):
新聞記事の記事データを無線送信する送信システムと、この送信システムから無線送信された記事データを受信しその記事データを音声信号に変換して新聞記事を音声の形態にて出力する受信システムとを備えた無線伝送方式による新聞記事音声情報提供システムであって、前記送信システムは、予め入力された新聞記事に関する複数種類の記事データをディジタルの文字コードデータの形態にて記憶する第1記事データ記憶手段と、前記第1記事データ記憶手段からこれら複数種類の記事データを順次読出す第1読出し手段と、修正を施すべき複数の単語データの各々に対応させて、各単語データを補正する予め入力された補正データを記憶する補正データ記憶手段と、前記第1読出し手段から記事データを受けて、その記事データのうち修正を施すべき単語データを、補正データ記憶手段から読出した補正データでもって補正する記事データ補正手段と、前記記事データ補正手段から補正された記事データを受け、その記事データの各文字コードデータを伝送信号に変換して無線送信する送信手段とを備え、前記受信システムは、前記送信手段から無線送信された伝送信号を受信し、その伝送信号を文字コードデータからなる記事データに変換する受信手段と、前記受信手段で再生された記事データを受けて記憶する第2記事データ記憶手段と、前記第2記事データ記憶手段から記事データを読出す第2読出し手段と、前記第2読出し手段から記事データを受け、その記事データに含まれる各文字コードデータをその文字の音声信号に変換する音声信号発生手段と、前記音声信号発生手段から音声信号を受けて、前記新聞記事の文章を音声の形態にて出力する音声出力手段と、を備えたことを特徴とする無線伝送方式による新聞記事音声情報提供システム。

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