特許
J-GLOBAL ID:200903036630561019

ケーブルクレーンの制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267487
公開番号(公開出願番号):特開平6-115875
出願日: 1992年10月06日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 出発地点から到達地点に至るまでの主索,トロリー,バケットの挙動をモデル化し、このモデル化されたパタ-ンに基づきコンクリートを迅速かつ精度よく自動搬送できるようにした。【構成】 ダム1の長手方向に沿って張設された主索2に懸垂され、これに沿って走行可能なトロリー3と、トロリー3に吊下されたコンクリートバケット6と、牽索4を牽引して前記トロリー3を搬送開始位置Aと搬送終了位置B間を往復移動させる横行ウインチ7と、吊索5を巻取,巻き下げしてバケット6を昇降させる縦行ウインチ8と、トロリー3の位置およびバケット6の位置を監視するとともに、前記各ウインチ7,8を駆動制御するための操作室9とを備えている。操作室9に設けた制御部22は演算部24に記憶されたプログラム内容による運転処理を実行する。
請求項(抜粋):
二点間に張設された主索と、該主索に沿って走行可能な横行トロリーと、該トロリー牽引用の牽索と、前記トロリーの下部に吊索を介して吊下されたバケットと、前記牽索を牽引して前記トロリーを搬送開始位置と搬送終了位置間を往復移動させる横行ウインチと、前記吊索を巻取,巻き下げしてバケットを昇降させる縦行ウインチおよび各ウインチの駆動制御装置とを備えたケーブルクレーンにおいて:前記トロリー及びバケットを含む輸送対象物の荷重を検出する手段と、前記トロリーの横行量および速度を検出する検出手段と、前記バケット縦行量及び速度を検出する検出手段:予め前記荷重検出手段によって検出された主索に加わる全荷重と、スタート座標及び到達目標座標に応じて予め数値モデル化された前記主索の軌跡と前記トロリーの横行量及び前記バケットの縦行量との関係に当てはめて演算する演算手段と、該演算手段の演算結果を実運転時における制御情報として前記駆動制御装置を駆動させる制御手段:を備えたことを特徴とするケーブルクレーンの制御システム。
IPC (2件):
B66C 21/00 ,  B66C 13/22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-185695
  • 特開昭62-185695

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