特許
J-GLOBAL ID:200903036634649891

自動音量調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-053228
公開番号(公開出願番号):特開平5-259779
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 マイクロホン検出信号からスピーカ音の影響を排除し、周囲騒音のみのレベルに応じてスピーカの出力音量を調整できる自動音量調整装置を得る。【構成】 制御増幅器2の出力をA/D変換器7を介して適応フィルタ9に入力し、その出力を減算器10でマイクロホン6,アンプ4,A/D変換器8を通して得られる周囲騒音信号から減算し、その出力をレベル変換して、信号変換器16で増幅量制御信号とし、D/A変換器18を介し制御増幅器2に与えて自動音量調整を行うようにした。また、適応フィルタ9の係数更新用入力に減算器10の出力を与えて適応フィルタ9が初期状態時に信号変換器16に信号を送り、増幅量制御信号の送光を適当な時間遮断するようにした。また、A/D変換器7の出力を整流器12,時定数器14を介してコンパレータ17で基準値と比較し、基準レベルより小さい場合は適応フィルタ9の係数を更新させないようにした。
請求項(抜粋):
周囲騒音に従ってスピーカより発音される音量を自動的に調整する装置において、音量調整器の出力側音声信号をA/D変換するA/D変換器と、このA/D変換出力を入力とする適応フィルタ(可変係数デジタルフィルタ)と、マイクロホンより得られるスピーカ音と周囲騒音の合成音信号より前記適応フィルタの出力を減ずる減算手段とを備えるとともに、前記適応フィルタの係数が前記減算手段の出力により順次更新され、上記減算手段の出力中のスピーカ音成分をほぼ零とするよう構成され、且つ上記減算手段の出力より変換した信号のレベルにより音響装置の音量を調整するよう構成されることを特徴とする自動音量調整装置。
IPC (2件):
H03G 3/32 ,  H03G 3/20

前のページに戻る