特許
J-GLOBAL ID:200903036636842320

電気車用インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-244784
公開番号(公開出願番号):特開平6-225548
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 モータの電磁騒音を低減するとともに、電気車用インバータ装置を小形化する。【構成】 各相のインバータ主回路が、直流電源P,Nに半導体スイッチモジュールSM1〜SM4を直列接続し、スイッチモジュールSM1、SM2の接続点及びスイッチモジュールSM3、SM4の接続点を直流電源の中性点OにそれぞれクランプダイオードDC1、DC2を介して接続し、スイッチモジュールSM2とSM3の接続点を交流出力としてなる。スイッチモジュールSM1とSM4の損失は負荷電動機の力行時にピークがあり、スイッチモジュールSM2とSM3の損失は負荷電動機の制動時にピークがある。そこで、損失のピークがずれているSM1、SM2の対と、SM3とSM4の対をそれぞれ同一の受熱板31,32に取付けることにより、冷却器の熱負荷量を平均化して冷却器53,54を小形化する。
請求項(抜粋):
インバータ(1)を構成する各相の主回路が、直流電源に接続される一対の直流入力端子(P,N)と、前記直流電源の中性点に接続される中性点端子(O)と、前記一対の直流入力端子間に接続された第1乃至第4の半導体スイッチモジュール(SM1〜SM4)の直列接続回路と、前記第1と第2の半導体スイッチモジュールの接続点(12)及び前記第3と第4の半導体スイッチモジュールの接続点(14)と前記中性点端子との間にそれぞれ接続されたクランプダイオード(DC1,DC2)と、前記第2と前記第3の半導体スイッチモジュールの接続点に接続された交流出力端子(M)とを含んで構成されてなる電気車用インバータ装置において、前記第1乃至第4の半導体スイッチモジュールがそれぞれGTOサイリスタよりも高周波駆動可能な半導体スイッチ素子(Q1〜Q4)を伝熱性を有する基板(21)上に絶縁部材(22)を介して載置されてなり、前記第1と第4の半導体スイッチモジュール(SM1,SM4)の1つと前記第2と第3の半導体スイッチモジュール(SM2,SM3)の1つを組み合わせて2つの対に分類し、少なくとも前記対ごとに共通の受熱板(31,32)に取付け、 該受熱板に該受熱板を冷却する冷却手段(53,54,57)を熱的に接続したことを特徴とする電気車用インバータ装置。
IPC (4件):
H02M 7/5387 ,  B60L 9/18 ,  H01L 23/427 ,  H02M 7/515

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