特許
J-GLOBAL ID:200903036639643468

鉛ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-154564
公開番号(公開出願番号):特開平11-344061
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】塑性流動で発生する熱を外部へスムーズに放出することによって、耐震構造物に発生する振動が長時間に渉る場合でも、振動低減効果が低くならない鉛ダンパの提供。【解決手段】ロッド2の外周面に配置された鉛の中央部を、ロッド2の突起部が移動するときに発生する、鉛の塑性流動に伴う抵抗力によって、耐震構造物に発生する振動を低減させる鉛ダンパ1に設けるロッド2に、軸心方向と平行に穿設され、外周部周方向に複数配設されて、内部に空気流7を発生させて、塑性流動で発生する熱を外部に流出させる冷却孔3を設けた。これにより、突起部09が移動するときに発生する鉛01の塑性流動によって生じる抵抗力により、耐震構造物の振動エネルギが効果的に吸収され、振動を効果的に低減させることができる。
請求項(抜粋):
振動低減を行なう耐震構造物と固定構造物とにそれぞれ一端部が連結され、他端部が互いに離隔可能に連結されたロッドおよびケーシングと、前記ケーシングの内周面と前記ロッドの外周面との間に介装された鉛とからなり、前記鉛の中央部を前記ロッドの外周面から突出させた突起部が移動するとき、前記鉛に発生する塑性流動による抵抗力により、前記耐震構造物に発生する振動を低減するようにした鉛ダンパにおいて、軸心方向と平行に穿設した冷却孔を前記ロッドの外周部周方向に複数設けたことを特徴とする鉛ダンパ。
IPC (4件):
F16F 7/12 ,  F16F 15/02 ,  G21C 13/02 ,  G21D 1/00
FI (5件):
F16F 7/12 ,  F16F 15/02 C ,  F16F 15/02 Z ,  G21C 13/02 N ,  G21D 1/00 S

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