特許
J-GLOBAL ID:200903036656072369

電源遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 始
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320896
公開番号(公開出願番号):特開平10-147208
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 車両のエアバッグが展開された後に、電源を遮断する電源遮断装置を提供する。【解決手段】 駆動回路17への制御信号により、エアバッグインフレータ12の点火装置に通電される。通電により点火剤に着火して火災が伝播するガス発生剤から多量の窒素ガスが発生し、エアバッグが瞬時に展開される。また、通電制御用トランジス19はベースに印加される制御信号により導通し、作動回路9に通電されてリレー8が作動する。リレー8が作動することにより、短絡回路7がオンして短絡電流が流れる。この短絡電流によりフュージブルリンク3が溶断して、バッテリ電源回路4を遮断する。フュージブルリンク3は、溶断に要する時間が通常のヒューズよりも長いから、車両のエアバッグが確実に展開された後にバッテリ電源回路4が遮断される。
請求項(抜粋):
電源と、エアバッグインフレータと、前記電源に接続したエアバッグインフレータへの電源回路と、衝撃に基づく所定の減速度を検出して、前記電源回路をオン状態にするセーフィングセンサと、加速度の大きさに対応した電気信号を発生するエアバッグセンサと、該エアバッグセンサの電気信号に基づいて所定の演算を実施する制御回路と、前記エアバッグインフレータの点火装置に通電させる駆動回路と、前記電源に前記電源回路と並列に接続した短絡回路と、該短絡回路に流れる短絡電流により溶断して前記電源を遮断するフュージブルリンクとからなり、前記制御回路の演算値が予め設定された値を越えたとき出力される制御信号により、前記駆動回路及び短絡回路を駆動して、エアバッグ展開後に前記電源を遮断するようにしたことを特徴とする電源遮断装置。
IPC (2件):
B60R 21/32 ,  B60R 16/02 650
FI (2件):
B60R 21/32 ,  B60R 16/02 650 P

前のページに戻る