特許
J-GLOBAL ID:200903036656467193

ソーナー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-265981
公開番号(公開出願番号):特開平7-120553
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 ソーナー装置において、目標の方位,距離検出用に使用している直線状周波数変調(LFM)波により、目標のドップラ検出を行う。【構成】 LFM波を送信信号として発生する送信手段1と、音波の送信受信を行う送受波手段2と、受信信号を増幅・ろ波する受信手段3と、送信時の中心周波数で直交変調を行う変調手段4と、変調後の信号に対して、ある特定のドップラ(例えば正/0/負ドップラ)を持たせた信号との相関処理を行う相関手段6と、この複数の相関出力を使って補間処理を行う補間手段8とを有し、受信信号に含まれる目標の速対速力(ドップラ)を検出をするソーナー装置。
請求項(抜粋):
直線状周波数変調された音波を送受信するソーナー装置において、直線状周波数変調された送信信号を出力する送信手段と、前記送信信号を入力し、該送信信号を音波に変換後、該音波を水中に放射し、物標で反射され戻ってきた音波を電気信号に変換して出力する送受波手段と、前記電気信号の増幅および帯域制限をするとともに、帯域制限された前記電気信号をディジタル信号に変換し、該ディジタル信号を受信信号として出力する受信手段と、前記送信信号の中心周波数である単一の周波数の連続波で前記受信信号の直交変調を行い、直交変調受信信号として出力する変調手段と、該直交変調受信信号を高速フーリエ変換し、高速フーリエ変換信号を生成する変換手段Aと、時間・周波数平面において各々前記送信信号と同じ傾きで直線状周波数変調された信号のフーリエ変換信号であって、中心周波数がそれぞれ負ドップラ、0ドップラ及び正ドップラである第1,第2及び第3のレプリカ信号と前記変換手段Aの出力の前記高速フーリエ変換信号との相関を求め、第1,第2及び第3のフーリエ相関信号を生成する相関手段と、前記第1,第2及び第3のフーリエ相関信号をそれぞれ高速逆フーリエ変換し、第1,第2及び第3の相関信号を生成する変換手段Bと、前記第1,第2及び第3の相関信号のレベルおよび前記第1,第2及び第3のレプリカ信号の中心周波数に基づき3値補間を行い前記物標のドップラ値を算出する補間手段とを備えるソーナー装置。
IPC (2件):
G01S 15/60 ,  G01S 15/32

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