特許
J-GLOBAL ID:200903036657316652

放射線検出器のオフセットおよびアフタグロー補償方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309862
公開番号(公開出願番号):特開平5-237091
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 コンピュータ断層撮影システムで検出器の出力信号に対するオフセットおよびアフタグロウの影響を補償する。【構成】 画像を発生するために撮像システムを使用する前に、X線源から放射線パルスを発生し、検出器の出力信号を該信号が無視し得るほどに減衰するまで周期的にサンプルする。これらのサンプルから検出器の標準の応答を定める。その後、撮像サンプルが獲得されるとき、検出器からの減衰出力信号を放射線の終了後にサンプルする。この減衰サンプルを標準の応答と比較し、この比較を定める係数が見つけ出す。この係数および標準応答データを使用して、画像サンプルに算術的に適用される補償値を導き出し、これにより補償されたサンプルを発生する。この補償されたサンプルから画像を再構成する。
請求項(抜粋):
放射線源と、該放射線源からの放射線を検知して、この検知された放射線を表す出力信号を発生する検出器であって、出力信号が時間的に変化するオフセットによって影響され、その放射線応答特性が時間とともに減衰する検出器と、前記検出器の標準応答を定める1組の値Xi (t)を記憶する第1の手段と、前記検出器から周期的に前記出力信号のサンプルを獲得する獲得手段と、前記獲得手段から受信した所与のサンプルを処理して、放射線に対する前記検出器の標準応答を表す値から導き出した補償値を前記所与のサンプルに対して決定し、前記補償値と所与のサンプルとを算術的に組み合わせて、補償されたサンプルを発生する処理手段と、前記補償されたサンプルから画像を再構成する手段と、を有する医用撮像システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-014044

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