特許
J-GLOBAL ID:200903036660293442

特定のランダム粒子配列を適用した複数の被検体分子の分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 倉内 基弘 ,  風間 弘志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-504477
公開番号(公開出願番号):特表2004-514114
出願日: 2001年06月21日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
本発明は、2つの種類の分子(被検体及び結合剤)間の定性的及び/又は定量的分子相互作用分析を行うためのバイオアッセイ形式中での粒子配列の適用のための方法及び装置を提供する。ここに示される方法及び装置は、結合剤及び被検体分子間の結合相互作用を支配する、会合関係の存在又は不存在、会合関係の強度、及び/又は会合関係及び解離関係の割合を決定することを可能とする。本発明は、特に、サンプル中の多くの被検体分子の結合相互作用の定性的及び/又は定量的分析のための多重化(並行)アッセイの遂行のために有用である。
請求項(抜粋):
競合的多成分系平衡反応における一対の被検体-結合剤相互作用(interaction)を示す共親和性(co-affinity)マトリックスの構成要素の決定方法であり、 少なくとも2つの異なる粒子母集団を含む複数粒子であり、それぞれの母集団は結合されている結合剤により区別でき、粒子は粒子上の結合剤を一意的に特定できる化学的又は物理的に識別可能な特徴を有し、かつそれらの粒子は支持体上に平面に配列されている複数粒子を調製し、 配列(array)中のそれぞれの粒子上の結合剤を、それらの有する化学的又は物理的に識別可能な特徴により特定し、 結合剤を被検体分子と接触させて、被検体が1又は2以上の結合剤と被検体-結合剤複合体を形成し、それぞれの複合体の形成が、結合剤が複合体の構成に含まれる粒子の有する光学特性の変化を生じ、 形成されたそれぞれのタイプの被検体-結合剤複合体の粒子の有する光学特性の変化を検出し、更に 複合体の構成中に含まれる結合剤を対応する粒子の有する化学的又は物理的に識別可能な特徴により特定する、方法であり、 それぞれのタイプの被検体-結合剤複合体についての光学特性の変化は、被検体-結合剤相互作用を特徴づける親和性(affinity)を決定し、その親和性は競合的複数の平衡反応における一対の被検体-結合剤相互作用を示す共親和性マトリックスの構成要素を表すものである、決定方法。
IPC (3件):
G01N33/543 ,  G01N21/64 ,  G01N33/553
FI (3件):
G01N33/543 595 ,  G01N21/64 F ,  G01N33/553
Fターム (9件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043CA04 ,  2G043DA02 ,  2G043EA01 ,  2G043FA03 ,  2G043GA07 ,  2G043GB21 ,  2G043LA01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-299598

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