特許
J-GLOBAL ID:200903036662069388
積分回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290106
公開番号(公開出願番号):特開平8-148969
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 回路面積を増やさずに、十分な積分時間を得る。【構成】 入力端子Inに印加されたの電圧の変化により、トランジスタ11,12のエミッタの電位が変化する。これにより、トランジスタ11,12のいずれか一方がオン状態となり、他方がオフ状態となる。オン状態のときトランジスタ11,12はそれぞれ増幅動作を行い、容量2に対する充放電を行う。例えば、トランジスタ12がオン状態のとき、トランジスタ12は、ベースに流れる電流を増幅した電流を該トランジスタ12のコレクタに流す。トランジスタ12のベース電流は容量2の充電電流であり、コレクタ電流の電流増幅率分の1である。即ち、トランジスタ12のベース電流は、直接抵抗と容量2を接続した時の容量2の充電電流よりも小さくされ、十分な充電時間が確保される。容量2の充電状況に応じた電位が出力端子Outから出力される。
請求項(抜粋):
充放電によって両電極間の電圧が変化する容量と、入力端子と前記容量間に設けられた前記充放電の電流設定用抵抗とを備え、前記入力端子に印加された入力電圧の波形を積分した電圧波形を出力する積分回路において、第1の制御電極と該第1の制御電極に与えられた電圧に基づき導通状態が制御される第1電極及び第2電極を有し、該第1電極が前記電流設定用抵抗に接続されて該第1の制御電極が前記容量に接続されかつ該第2電極が第1の電源電位に接続され、該容量の放電電流を前記電流設定用抵抗に流す第1導電型の第1のトランジスタと、第2の制御電極と該第2の制御電極に与えられた電圧に基づき導通状態が制御される第3電極及び第4電極を有し、該第3電極が前記電流設定用抵抗に接続されて該第2の制御電極が前記容量に接続されかつ該第4電極が第2の電源電位に接続され、該容量の充電電流を容量へ流す第2導電型の第2のトランジスタとを、備えたことを特徴とする積分回路。
IPC (2件):
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