特許
J-GLOBAL ID:200903036665066371

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086015
公開番号(公開出願番号):特開平11-289792
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 誘導電動機を、その急峻な負荷変動に対して安定に駆動できると共に回転数低下を抑制でき、低速トルク特性を改善できるインバータ装置を得る。【解決手段】 直流入力を計測して得た、誘導電動機5の一次電流の変動に対して所定の時定数をもって追従する電流信号Iefを出力する電流フィルタ16と、電流信号Iefに比例したすべり周波数fsを出力するすべり周波数出力回路17、指令基準周波数faにすべり周波数fsを加算して指令周波数fを出力する加算器18、指令周波数fの入力により得た所定のV/f比の指令基準電圧Vに、電流信号Iefに比例した補正電圧Vdを加算して指令電圧Vとし、指令周波数f及び指令電圧Vaの入力によりPWM信号を得てインバータ4を制御するものであり、良好な自動トルクブ-スト制御とすべり周波数補償とを行なう。
請求項(抜粋):
直流電源部と、該直流電源部からの直流入力を交流に変換し、誘導電動機に出力するインバータ部と、前記インバータ部へPWM信号を出力し、該インバータ部の交流出力を制御する制御部とを備え、該制御部が、前記直流入力を計測して前記誘導電動機の一次電流に応じた電流信号を出力する電流信号出力手段と、指令周波数を発生する指令周波数発生手段と、前記指令周波数の入力により所定のV/f比の指令基準電圧を得ると共に、前記電流信号より補正電圧を得て前記指令基準電圧に加算し、指令電圧として出力する指令電圧出力手段と、前記指令周波数及び前記指令電圧の入力によりPWM信号を発生し、前記インバータ部へ出力するPWM発生手段と有するインバ-タ装置において、前記電流信号出力手段は、前記誘導電動機の一次電流に所定の時定数をもって追従する電流信号を出力する電流フィルタを備え、前記指令電圧出力手段は、前記電流信号に比例した補正電圧を演算する補正電圧演算手段を備え、前記指令周波数発生手段は、前記電流信号に比例したすべり周波数を演算するすべり周波数演算手段と、別途入力された指令基準周波数に前記すべり周波数を加算し、指令周波数として出力する指令周波数補正手段を備え、自動トルクブ-スト制御とすべり周波数補償とを行なうことを特徴とするインバ-タ装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-295291
  • 特開平3-036992
  • モ-タ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-036789   出願人:株式会社日立製作所
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