特許
J-GLOBAL ID:200903036666129768

高圧流体噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-156271
公開番号(公開出願番号):特開2000-345938
出願日: 1999年06月03日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 高圧源からインジェクタに高圧流体を噴射および制御用として導く構成の高圧流体噴射装置において、簡単な構成で高圧源の圧力を調整する。【解決手段】 複数のインジェクタ11をそれぞれ、制御油圧室204の高圧をスピル弁11bを介して低圧源へ開放してニードル3に閉弁方向に作用する油圧を減じニードル3をリフトする構成とし、噴射時には、噴射するインジェクタ11のスピル弁11bを作動せしめるピエゾスタック8のみにコンデンサ92から電荷を供給しスピル弁11bを大なる開度としてニードル3を開弁し、高圧源の過昇時には、コンデンサ92から各インジェクタ11のピエゾスタック8に電荷を分配供給してニードル3を閉弁状態に保持したままスピル弁11bを小なる開度にて開き高圧源から低圧源に余剰な高圧流体を逃がす。
請求項(抜粋):
高圧源からの高圧流体をノズル内に供給し、ノズル内に挿置されたノズルニードルによりノズル先端に形成した噴孔を開閉する複数のインジェクタを具備し、各インジェクタは上記高圧源から供給される高圧流体によりノズルニードルに閉弁方向に作用する流体圧を発生せしめる制御圧力室と、制御圧力室の流体圧を低圧源に開放してノズルニードルをリフトせしめるスピル弁と、電荷の吸収と放出により伸縮しスピル弁の弁体を開閉駆動する電歪アクチュエータとを有し、各インジェクタの電歪アクチュエータへの電気エネルギーの供給量を制御して電歪アクチュエータのストロークを切り換えスピル弁の弁体の開度を切り換える制御手段を具備し、該制御手段は、充電により蓄電して電気エネルギーを保持し各インジェクタの電歪アクチュエータに共通に電荷を供給するコンデンサと、上記各電歪アクチュエータごとに設けられてコンデンサと電歪アクチュエータ間の導通と遮断とを切り換える複数のスイッチとを具備し、かつ、いずれかの1つのスイッチを選択的にオンしコンデンサの電荷を上記スイッチに対応する電歪アクチュエータにのみ供給した時の上記スピル弁の弁体の開度を、上記ノズルニードルの開弁方向の付勢力が閉弁方向の付勢力よりも優勢となるように制御圧力室に流体圧を与える第1の開度に設定し、複数のスイッチを同時にオンしコンデンサの電荷を各電歪アクチュエータに分配供給した時のスピル弁の弁体の開度を第1の開度よりも小さく上記ノズルニードルの閉弁方向の付勢力が開弁方向の付勢力よりも優勢となるように制御圧力室に流体圧を与える第2の開度に設定したことを特徴とする高圧流体噴射装置。
IPC (7件):
F02M 47/00 ,  F02D 41/20 395 ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/00 ,  F02M 55/02 350 ,  F16K 31/02 ,  F02M 51/06
FI (9件):
F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 A ,  F02D 41/20 395 ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/00 E ,  F02M 51/00 F ,  F02M 55/02 350 E ,  F16K 31/02 A ,  F02M 51/06 M
Fターム (40件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AC09 ,  3G066AD12 ,  3G066BA12 ,  3G066BA19 ,  3G066BA22 ,  3G066BA23 ,  3G066BA46 ,  3G066CC06T ,  3G066CC08T ,  3G066CC14 ,  3G066CC66 ,  3G066CC67 ,  3G066CC68U ,  3G066CD26 ,  3G066CE27 ,  3G066CE29 ,  3G066DB17 ,  3G066DC18 ,  3G301HA02 ,  3G301HA06 ,  3G301JA37 ,  3G301LB11 ,  3G301LB16 ,  3G301LC05 ,  3G301LC10 ,  3G301PB08Z ,  3H062AA02 ,  3H062AA15 ,  3H062AA16 ,  3H062BB04 ,  3H062BB30 ,  3H062BB33 ,  3H062CC07 ,  3H062DD01 ,  3H062EE06 ,  3H062FF41 ,  3H062HH03 ,  3H062HH10

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