特許
J-GLOBAL ID:200903036667812895
光ファイバ式分布形温度センサおよび2波長光発生装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-274160
公開番号(公開出願番号):特開平6-123661
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】2つの入力光λ1 、λ2 の波長差が常にラマンシフト波長に保たれるようにして、高温や放射線環境下等で、光ファイバの伝送損失の波長依存性をなくし、光ファイバに沿った温度分布を正確に測定する。【構成】光源1から波長λ0 の励起光を光ファイバ2に入射して波長λ1 の誘導ラマン散乱光を発生させる。波長λ1 の光はλ0 の光と共に光合分波器30に入る。分波器30は波長λ0 と波長λ1 の光を分波して光スイッチ4に入射し、センサ用光ファイバ5に交互に入射させる。波長λ0 が入射されると、波長λ1 のストークス光を含む後方散乱光は光合分波器31に入射する。分波器31はファイバ5中で発生した波長λ1 の光を演算処理系に入射する。波長λ1 の光が入射されると、波長λ1 の励起光によりλ0 のアンチ・ストークス光を含む後方散乱光は演算処理系に入射され、OTDR手法により光ファイバ5に沿った温度分布が求まる。
請求項(抜粋):
光源から出力される中心波長λ0 の励起光を誘導ラマン散乱光発生用光ファイバに入射させ、該光ファイバ内で発生した中心波長λ1 の誘導ラマン散乱光と中心波長λ0 の励起光との2種類の波長の光をセンサ用光ファイバに入射させ、中心波長λ0 の励起光によりセンサ用光ファイバ中で発生した中心波長λ1 のストークス光と、中心波長λ1 の誘導ラマン散乱光によりセンサ用光ファイバで発生した中心波長λ0 のアンチ・ストークス光とを用いて、センサ用光ファイバに沿った温度分布を測定することを特徴とする光ファイバ式分布形温度センサ。
IPC (2件):
引用特許:
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