特許
J-GLOBAL ID:200903036668492240

畜熱式空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172349
公開番号(公開出願番号):特開平11-023037
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 畜熱式空気調和装置における昼間の熱源機のスケジュール運転を可能とし、デマンド制御など任意の時間帯に熱源機の運転を制約することができ、しかも所要の空気調和作用を達成できる畜熱式空気調和装置を得る。【解決手段】 熱源機1及び畜熱器2の少なくとも一方の冷温熱により住空間7へ冷暖気を放出する冷暖気放出器4を設ける。そして、外気温時系列データ検出手段9により外気温を時系列データとして検出し、外気温時系列データを解析して気温カーブを予測する。そして、予測気温カーブから需要熱負荷を予測し、これにより当日の熱源機1、畜熱器2の運転計画を決定して計画的に運転し、デマンドによる任意時間帯に熱源機1運転に制約をかける場合にも対応でき、余剰、不足なしに畜熱器1熱量を効率的に使用し、エネルギーを節減する。
請求項(抜粋):
冷熱又は温熱を発生する熱源機と、上記冷熱又は温熱を畜熱する畜熱器と、上記熱源機及び畜熱器の少なくとも一方の冷熱又は温熱により住空間へ冷暖気を放出する冷暖気放出器とを設けて、外気温時系列データ検出手段により上記住空間の外気温を時系列データとして検出し、上記外気温時系列データが所定量蓄積されると動作するデータ量判定手段を設け、また外気温カーブ予測手段により上記外気温時系列データから外気温の時間経過に対する推移カーブを予測し、熱負荷カーブ予測手段により上記外気温カーブ予測から上記住空間に必要な熱負荷の時間経過に対する推移カーブを予測し、上記データ量判定手段が動作しない状況では予め設定された所定の運転パターンにより上記熱源機及び畜熱器を運転し、上記データ量判定手段が動作した状況では運転パターン制御手段により上記熱負荷カーブ予測に基づいて上記畜熱又は冷暖気を放出する運転を行うことを特徴とする畜熱式空気調和装置。

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