特許
J-GLOBAL ID:200903036672311411

核酸物質の単離及び増幅

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-529221
公開番号(公開出願番号):特表2000-505295
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】本発明は、一本鎖核酸物質及び二本鎖核酸物質を含むサンプル中の一本鎖核酸物質を二本鎖核酸物質から簡単に分離する方法に関する。カオトロピック剤の特定の濃度及びキレート剤、pH等の他の適当な条件下で少なくとも1つのカオトロピック剤、好ましくはグアニジン塩を適切に選択することにより、二本鎖物質をシリカ粒子のような固相に結合させることが可能であり、こうした条件でも一本鎖物質は結合しない。シリカ粒子をサンプルから分離することにより、二本鎖核酸物質は除去される。二本鎖核酸物質はシリカ粒子から容易に溶出され得る。第2ステップでは、別の条件の組み合わせを選択することにより、一本鎖物質は固相に結合し得る。再び、粒子をサンプルから分離し、ここで一本鎖物質を溶出させ得る。十分効率的に分離するために、方法を繰り返すこともできる。2種の核酸を分離後、いずれか一方を増幅させ得る。増幅させる物質の配列データを必要としない増幅方法が提供される。この方法では、増幅モチーフ及びランダムハイブリダイズモチーフを有するプライマーを使用する。
請求項(抜粋):
一本鎖核酸物質及び二本鎖核酸物質を含む混合物をカオトロピック剤及び核酸結合固相を含む液体と接触させ、前記固相を前記液体から分離することを含む一本鎖核酸物質と二本鎖核酸物質との分離方法であって、前記液体が、二本鎖核酸物質は固相に結合するが実質量の一本鎖核酸物質は結合しないような組成を有することを特徴とする前記方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12Q 1/68 A

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