特許
J-GLOBAL ID:200903036673170650
有機電界発光素子
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-182305
公開番号(公開出願番号):特開2001-357972
出願日: 2000年06月13日
公開日(公表日): 2001年12月26日
要約:
【要約】【課題】再結合以前の注入電荷のスピンの制御については考慮されていないため、最初の段階で発生する一重項励起子と三重項励起子の生成比率は1:3であり、注入エネルギの25%しか最大利用することができない。また、現材料では発光寿命が短く、或いは安定性に乏しいという問題があった。このため、一般的な有機電界発光材料自身での発光効率には限界があるとされ、素子構造等による取り出し効率の向上によって、利用可能な光量の向上が図られてきた。【解決手段】素子の電極配置を、発光層平面に正射影した時に重ならないようにずらして配置する。磁極の向きが反平行の1組の磁場印加層を素子近傍に設け、その配置を電極配置と重ならないような構成とする。電極間での再結合時の電子と正孔のスピン方向を制御し、ランダムな再結合ではなく、一重項励起子が生成しやすいような条件とする。
請求項(抜粋):
正負の両電荷の注入,輸送することが可能で、該正負の両電荷により生成された正孔と電子の発光物質中での再結合により光を発生し、または該発光物質からの光を受けて二次的に光を発生する有機発光層を含む有機電界発光素子において、少なくとも1つの磁場を印加させることが可能な磁場印加層を有する有機電界発光素子。
IPC (5件):
H05B 33/02
, H01L 33/00
, H05B 33/14
, H05B 33/22
, H05B 33/26
FI (5件):
H05B 33/02
, H01L 33/00 A
, H05B 33/14 A
, H05B 33/22 Z
, H05B 33/26 Z
Fターム (9件):
3K007AB03
, 3K007CA01
, 3K007CB01
, 3K007CC00
, 3K007DA01
, 3K007DB03
, 3K007EB00
, 5F041CA45
, 5F041CB36
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