特許
J-GLOBAL ID:200903036678101028

遠隔会議システムにおける音声レベル調整方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214246
公開番号(公開出願番号):特開平5-037653
出願日: 1991年08月01日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 遠隔会議システムにおける各地点でローカルにマイクおよびスピーカの音声レベル調整を行う際に、従来では各地点に熟練された人間が同時に出向いて調整する必要があり、調整時間も長く、調整結果もばらつきが発生するという問題があった。【構成】 基準音声信号発生器10と、試験時に基準音声信号101を選択する切替回路20と、増幅度可変のスピーカ音量調整増幅器30と、スピーカ音量調整制御信号401を発生する比較回路40と、スピーカ50と、予め調整済みの基準マイク60と、マイク70と、マイク音量調整用増幅器80と、マイク音量調整回路90から構成される。基準音声信号を発生させてスピーカ50から音声を出力し、基準マイク60でこの音声を拾って帰還をかけてスピーカの音量調整を行い、しかる後、実際に使用するマイク70の音声レベルを所定値に音量調整する。
請求項(抜粋):
2地点以上の遠隔地点間のテレビ会議システムまたは音声会議システムにおける各地点の会議室に設置されたスピーカやマイクの音量調整方式において、音量調整試験用の基準音声信号を発生する基準音声信号発生器と、各地点から受信した音声信号と前記基準音声信号を第1の音量調整試験制御信号によって切替える切替回路と、この切替回路からの音声信号を入力しスピーカ音量制御信号によって増幅度を可変するスピーカ音量調整用増幅器と、このスピーカ音量調整用増幅器の出力音声信号を入力して音声に変換するスピーカと、スピーカ出力の音声を基準音声信号に変換する予め調整された基準マイクと、スピーカ出力の音声を音声信号に変換するマイクと、前記スピーカ音量調整用増幅器の出力音声信号と前記基準マイクからの音声信号を入力し、第2の音量調整試験制御信号が入力されている試験期間は前記2つの入力音声信号レベルを比較して定められた関係になるように前記スピーカ音量制御信号を出力し、試験期間終了後は、試験期間に定まったスピーカ音量制御信号を保持して出力する比較回路と、マイクからの音声信号を入力してマイク音量調整信号によって増幅度を可変するマイク音量調整用増幅器と、このマイク音量調整用増幅器の出力の音声信号を入力し、第3の音量調整試験制御信号が入力されている試験期間のみ前記マイクからの入力音声信号が定められたレベルになるように前記マイク音量調整信号を出力するマイク音量調整回路とから構成されることを特徴とする遠隔会議システムにおける音声レベル調整方式。
IPC (2件):
H04M 3/56 ,  H04N 7/15

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