特許
J-GLOBAL ID:200903036678775029

冷水式冷凍機の省エネルギー運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028249
公開番号(公開出願番号):特開平10-197079
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【目的】冷水式冷凍機により空気調和を行なう場合に於て 冷水入口温度(冷凍機蒸発器へ冷水が流入する直前の温度)を計測し且冷水式冷凍機の運転状況を監視しこれらの情報から演算し冷水式冷凍機に支障が無ければ圧縮機電動機の運転を自動停止し 逆に冷水入口温度が上昇し圧縮機電動機の運転を再開する必要が生じた際 再度同じ情報から演算し冷水式冷凍機に支障が無ければ圧縮機電動機の運転を自動的に再開する装置で、冷水式冷凍機の圧縮機電動機の実質運転時間が短縮され電力エネルギーの省エネが達成出来る。【構成】冷水入口温度センサー11,圧縮機電動機運転制御装置20,冷水式冷凍機運転監視センサー22から構成され冷水入口温度センサー11と冷水式冷凍機運転確認センサー22の情報が圧縮機電動機運転制御装置20に伝送され ここにおいて圧縮機電動機の運転停止及び再開のタイミングを演算し 圧縮機電動機用電磁開閉器19を遮断投入することによりこの行為を実行する。
請求項(抜粋):
往復動式冷凍機,スクリュー冷凍機,ターボ冷凍機,回転式冷凍機により空気調和を行なう場合、冷媒を圧縮機に於て圧縮し高温高圧のガスとし 凝縮器内に於て冷却水にてこのガスを冷却し凝縮液化させ 膨張弁もしくはフロート弁を介して膨張させ 蒸発器に於てこの液体冷媒が蒸発することにより物体から熱を吸収して冷凍作用を行なう。ここで言う熱を吸収される物体に水を選択した場合 熱を吸収される水を冷水と呼ぶ。この冷水を蒸発器と遠方のファンコイルの間を配管を介して循環させ ファンコイルに於て空気とこの冷水の熱交換を行うことによりファンコイル設置場所が冷房され空気調和が達成される。(この様に往復動式冷凍機,スクリュー冷凍機,ターボ冷凍機,回転式冷凍機の蒸発器により冷水を作りこれにより空気調和を達成する冷凍機を以下冷水式冷凍機と呼ぶ) また冷水が配管を通り蒸発器から流出した直後の冷水温度を冷水出口温度、ファンコイルにより熱交換され蒸発器へ再流入する直前の冷水温度を冷水入口温度と呼ぶ。この冷水入口温度を温度センサーにて計測し また冷水式冷凍機の圧縮機電動機の運転状況を監視し 冷水入口温度が一定の値以下に減少した場合 圧縮機電動機を冷水式冷凍機に対する悪影響を極力少なくするタイミングで自動的に停止させ また冷水入口温度が一定の値以上に上昇した場合 冷水式冷凍機に対する悪影響を極力少なくするタイミングで圧縮機電動機の運転を自動的に再開する様工夫しこれにより省エネルギー(以下省エネと呼ぶ)を達成させることが可能な冷水入口温度センサーと冷水式冷凍機運転監視センサーと演算部を備えた冷水式冷凍機の省エネルギー運転制御装置
IPC (2件):
F25B 1/00 341 ,  F24F 5/00 101
FI (2件):
F25B 1/00 341 G ,  F24F 5/00 101 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-010643

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