特許

J-GLOBAL ID：200903036684389831

腸溶性コーティング剤分散液

発明者： 丸山 直亮 ,  小久保 宏恭
出願人/特許権者： 信越化学工業株式会社
代理人 (1件)： 小宮 良雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-252989
公開番号（公開出願番号）：特開平7-109219
出願日： 1993年10月08日
公開日（公表日）： 1995年04月25日
要約：

【要約】【目的】 温度変化があってもコーティング基剤が凝集することなく、長期間安定的に分散しており、医薬品調製剤としての安全度も高い腸溶性コーティング剤分散液を提供する。【構成】 腸溶性コーティング基剤、可塑剤、および陰イオン性界面活性剤を含むもので、平均粒子径10μm以下の腸溶性コーティング基剤が濃度5〜15重量%で水中に分散しており、腸溶性コーティング基剤、可塑剤、および陰イオン性界面活性剤の比率が100重量部:15〜40重量部:0.1〜10重量部である。腸溶性コーティング基剤がヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートまたはヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネートであるとよく、可塑剤がクエン酸トリエチルまたはトリアセチンであるとよい。

請求項（抜粋）：

腸溶性コーティング基剤、可塑剤、および陰イオン性界面活性剤を含む腸溶性コーティング剤分散液において、平均粒子径10μm以下の腸溶性コーティング基剤が濃度5〜15重量%で水中に分散しており、腸溶性コーティング基剤、可塑剤、および陰イオン性界面活性剤の比率が100重量部:15〜40重量部:0.1〜10重量部であることを特徴とする腸溶性コーティング剤分散液。