特許
J-GLOBAL ID:200903036688604060

段ボール紙加工方法、段ボール紙加工装置及び段ボール紙製保護材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-219618
公開番号(公開出願番号):特開平8-058000
出願日: 1994年08月23日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 ハニカム枠状体等を持つ強化段ボール紙を用いて容易かつ確実に緩衝用保護材を製造しうる段ボール紙加工方法、段ボール紙加工装置及びこれらの方法、装置により製造される段ボール紙製保護材を提供する。【構成】 段ボール紙カッター2を段ボール紙10の表面に力P1 にて押圧させ、表面の厚紙11を切断する工程と、段ボール紙カッターの鋸刃4を段ボール紙の内部に押入させ、力P1 に見合う分δだけ段ボール紙の枠状体13を切断する工程と、この工程と同時に、段ボール紙をカッター内の弾性支持圧縮部5の底部により略バネ状に圧縮し段ボール紙の表面を深度δまで陥没させるとともに弾性支持圧縮部の底面と同様の内面をなす凹部22を形成させる工程を備えた。
請求項(抜粋):
表面又は裏面をなす厚紙の中間に枠状体を介在させて構成した被加工段ボール紙を、下底面のない中空の箱状体と、当該箱状体の下端縁に設けられた多数の鋸歯状の鋸刃と、前記箱状体の内部に収納されるとともに所定形状の底部を有し前記鋸刃が当接する線状部分により囲まれる被加工段ボール紙部分を弾性的に支持しつつ圧縮する弾性支持圧縮部と、を有する段ボール紙カッターと、当該段ボール紙カッターを前記被加工段ボール紙に押圧する押圧手段と、を備えた段ボール紙加工装置を用いて加工する段ボール紙加工方法であって、前記押圧手段により前記段ボール紙カッターを前記被加工段ボール紙の表面に所定力にて押圧させ、前記被加工段ボール紙表面の厚紙を切断する表面厚紙切断工程と、前記押圧手段により前記段ボール紙カッターの鋸刃を前記被加工段ボール紙の内部に所定力にて押入させ、前記所定力に見合う分だけ圧縮された前記弾性支持圧縮部により決定される所定深度まで前記枠状体を切断する枠状体切断工程と、当該枠状体切断工程と同時に、前記枠状体の所定深度まで切断された前記被加工段ボール紙を、前記弾性支持圧縮部の底部により略バネ状に圧縮し、前記被加工段ボール紙の表面を前記所定深度まで陥没させるとともに前記所定形状の内面をなす凹部を形成させる凹部形成工程と、を備えたことを特徴とする段ボール紙加工方法。
IPC (2件):
B32B 3/28 ,  B65D 81/07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-029594
  • 特公昭47-018233

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