特許
J-GLOBAL ID:200903036690751887

音像定位方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-332338
公開番号(公開出願番号):特開平10-174200
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 予め記憶された頭部伝達関数を測定した距離と仮想音源位置の距離とが異なる場合でも、正しい位置に音像を定位させる。【解決手段】 仮想音源位置Psまでの距離r及び方向θとリスナの両耳間の距離2hとに基づいて、仮想音源位置Psからリスナの各耳に至る伝達方向θR,θLを左右チャネルで個々に算出し、これら左右チャネルの伝達方向θR,θLによりフィルタの音響伝達特性をそれぞれ決定する。仮想音源位置Psまでの距離rが音響伝達特性を測定した距離r0と異なる場合、各チャネルの音響伝達特性としてそれぞれPR,PLからの音響伝達特性が使用されることになり、目的とする距離rからの特性に近付き、より良い近似特性を得ることができる。
請求項(抜粋):
仮想音場空間におけるリスナの周囲の所定距離からの音響伝達特性を予め記憶しておき、仮想音源位置が指示されたら、左右チャネルのオーディオ信号をそれぞれ当該仮想音源位置からの音響伝達特性をシミュレートする各チャネルのフィルタに通すことにより音像を定位させる音像定位方法において、前記仮想音源位置により特定される伝達距離及び伝達方向とリスナの両耳間の距離とに基づいて前記仮想音源位置から前記リスナの各耳に至る右チャネルの伝達方向と左チャネルの伝達方向とをそれぞれ算出し、これら左右チャネルの伝達方向により前記左右チャネル用のフィルタの音響伝達特性をそれぞれ決定するようにしたことを特徴とする音像定位方法。
IPC (2件):
H04S 7/00 ,  H04S 1/00
FI (2件):
H04S 7/00 F ,  H04S 1/00 K
引用特許:
審査官引用 (2件)

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