特許
J-GLOBAL ID:200903036690953749

弾性表面波フィルタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045368
公開番号(公開出願番号):特開平5-347535
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 温度特性及び挿入損失並びに位相特性に優れた弾性表面表面波フィルタ装置を提供する。【構成】 圧電性基板として温度係数の小さい水晶基板を用い、この水晶基板上に非対称構造一方向性トランスジューサを形成する。この際、浮き電極の位置を正電極と負電極との間の中間位置から大幅にずらせて浮き電極による機械的反射を一層有効に利用する。さらに、浮き電極の反射係数の符号及び大きさを考慮し、浮き電極として短絡型浮き電極だけを用いる。
請求項(抜粋):
圧電性基板上に入力側変換器及び出力側変換器をそれぞれ形成した弾性表面波フィルタ装置において、前記圧電性基板を水晶または水晶と同程度の電気機械結合係数を有する圧電性材料で構成し、前記入力側変換器及び出力側変換器が、インタディジタル型の正電極及び負電極と、これら正電極と負電極との間に配置した短絡型の浮き電極とを有し、前記正電極及び負電極の各電極指を、基本弾性表面波の波長をλとした場合に、弾性表面波の伝播方向に沿ってλ/2の中心間距離を以て交互に形成し、前記正電極、負電極及び浮き電極の電極指の、弾性表面波の伝播方向の幅dを、式0.8×λ/12≦d≦1.3×λ/12を満たすように設定し、前記浮き電極の各電極指を、これら電極指の弾性表面波の伝播方向側の端縁が、この電極指と隣接する正電極の電極指と負電極の電極指との間の中間位置よりも弾性表面波の伝播方向に見て手前側に位置するように配置したことを特徴とする弾性表面波フィルタ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-133209
  • 特開昭52-023787

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