特許
J-GLOBAL ID:200903036693535930

金属含有排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-277731
公開番号(公開出願番号):特開平8-132066
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 金属含有排水にアルカリを添加して金属水酸化物を生成させ、処理水と汚泥とに固液分離することにより、不純物混入量の少ない高濃度汚泥を安価に得る。【構成】 排水にまず酸化マグネシウム又は水酸化マグネシウムを添加して遊離の無機酸を予備中和し、次いで、他のアルカリを添加することにより中和する。【効果】 反応性に劣るものの、単純な無機酸との中和には実用的な中和速度を得ることができるMg系アルカリ剤を無機酸の予備中和に用い、その後、反応性の高い他のアルカリを添加して金属水酸化物を効率的に析出させることにより、汚泥中への不純物の混入やスケール生成の問題がなく、かつ、安価なMg系アルカリ剤の工業的な使用を可能とし、容易かつ低コストで効率的な処理を行って、有価金属濃度の高い汚泥を回収する。
請求項(抜粋):
遊離の無機酸を含有する金属含有排水にアルカリを添加して中和することにより金属水酸化物を生成させ、処理水と汚泥とに固液分離する方法において、前記排水にまず酸化マグネシウム又は水酸化マグネシウムを添加して遊離の無機酸を予備中和し、次いで、他のアルカリを添加して中和することを特徴とする金属含有排水の処理方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭52-135555

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