特許
J-GLOBAL ID:200903036694089232

燃料蒸気回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-363626
公開番号(公開出願番号):特開2001-295703
出願日: 2000年11月29日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 真空ポンプの搭載が不要で、膜分離モジュールの膜透過成分をエンジン吸気管に導入しても運転特性や排出ガスの成分に影響を与えず、燃料蒸気が多い場合でも燃料蒸気を大気中に放出しない燃料蒸気回収装置を提供すること。【解決手段】 燃料蒸気回収装置は、キャニスタ2、ブロア5、膜分離モジュール6、負圧コントロールバルブ7、冷却モジュール9を備える。モジュール6は排出ポート22からの燃料蒸気Vを空気リッチ成分Aと燃料蒸気リッチ成分Vとに分離する。透過側排出ポート63は吸気管4に接続し、エンジン負圧による駆動力は外側スペース65から内側スペース66に働く。排出ポート63から空気リッチ成分A、非透過側排出ポート64から燃料蒸気リッチ成分Vが放出される。排出ポート64は冷却モジュール9に接続され、燃料蒸気が液化され燃料タンク1に回収される。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの燃料蒸気を導入する流入ポートと、流入した燃料蒸気を吸着する吸着手段と、この吸着手段に吸着された燃料蒸気をパージさせるための気体を導入する気体導入ポートと、パージされた燃料蒸気を排出する排出ポートを有するキャニスタと、上記キャニスタの排出ポートから流入する燃料蒸気を空気選択透過性を有する分離膜により空気リッチ成分と燃料蒸気リッチ成分とに分離し、それぞれの成分を空気リッチ成分排出ポートと燃料蒸気リッチ成分排出ポートから排出する膜分離モジュールと、上記燃料蒸気パージ用の気体を導入し、且つパージされた燃料蒸気を上記膜分離モジュールに供給し、この気体導入及び燃料蒸気供給を実行する気体搬送手段と、を備え、上記膜分離モジュールの空気リッチ成分排出ポートは、上記分離膜の透過側に配設されてエンジンの吸気管に接続され、このエンジンが発生する負圧を膜分離駆動力として上記膜分離モジュールが作動し、上記膜分離モジュールの燃料蒸気リッチ成分排出ポートは、上記分離膜の非透過側に配設されて上記燃料タンクに接続され、上記燃料蒸気リッチ成分に含まれる燃料蒸気成分をこの燃料タンクに液化又は液体燃料に吸収させて回収する、ことを特徴とする燃料蒸気回収装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 311 ,  F02M 37/00 301
FI (6件):
F02M 25/08 K ,  F02M 25/08 301 H ,  F02M 25/08 301 T ,  F02M 25/08 311 L ,  F02M 25/08 311 M ,  F02M 37/00 301 H
Fターム (13件):
3G044BA40 ,  3G044EA32 ,  3G044FA05 ,  3G044FA10 ,  3G044FA20 ,  3G044FA39 ,  3G044GA00 ,  3G044GA13 ,  3G044GA18 ,  3G044GA22 ,  3G044GA27 ,  3G044GA28 ,  3G044GA29
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (8件)
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