特許
J-GLOBAL ID:200903036697410040

トンネルの接合工法およびそれに用いるシールド掘削機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-249907
公開番号(公開出願番号):特開平9-088474
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 既設トンネルと新設トンネルとの接合を容易かつ確実に行うことができるトンネルの接合工法およびそれに用いるシールド掘削機を提供することを課題とする。【解決手段】 シールド掘削機1のスキンプレート2の内側に進退自在に設けた切削・補強リング6に、これを押し出すリング駆動ジャッキ11を備えるとともに、その内周面に掘進方向に一定長延在する係合溝を形成し、これら係合溝に伸縮カッタ17を嵌合させてカッタ14の回転駆動力を切削・補強リング6に伝達する構成とした。そして、切削・補強リング6をカッタ14の駆動力を伝達して回転させつつ、切削・補強リング6とリング駆動ジャッキ11,11,...との間に押出リング12,押出ロッド13を介装させてリング駆動ジャッキ11で切削・補強リング6を押し出すことによって、既設トンネルT1と新設トンネルT2とを接合するようにした。
請求項(抜粋):
新設トンネルを掘削していき、これを既設トンネルに接合するに際し、予め、該新設トンネルを掘削するためのシールド掘削機を、その外殻をなす円筒状のスキンプレートの内側に、円筒状でかつ先端周縁部に切削手段を備えるとともに回転自在かつ該スキンプレートの軸線方向に沿って進退自在に設けたリング体と、前記スキンプレート内に備えて前記リング体を掘進方向に押し出すリング押出手段と、地山を掘削するため前記リング体の内側に設けて、その回転駆動力を前記リング体に伝達可能としたカッタ手段とを備えてなる構成としておき、前記シールド掘削機の前記カッタ手段で地山を掘削して新設トンネルを掘進していき、該シールド掘削機が前記既設トンネルの直前位置に到達したときに、前記カッタ手段の回転駆動力を前記リング体に伝達することによって該リング体を回転させつつ、前記リング押出手段と前記リング体との間に前記スキンプレートの軸線方向に一定長を有した押出部材を複数介装させて前記リング押出手段で前記リング体を押し出すことによって、前記切削手段で前記既設トンネルの覆工体を切削し開口部を形成して該既設トンネルと新設トンネルとを接合させることを特徴とするトンネルの接合工法。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 9/08
FI (2件):
E21D 9/06 301 E ,  E21D 9/08 M

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